2月2日は門下発表会でした。

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一度大きく体調を崩し、2週間近く寝込んで以来、復帰後も本番続きでゆっくり休むことが出来ず、相変わらず不調のまま。喋る声すらままならない状態…での歌でした。

普段、先生や両親には包み隠さず素直に不調を訴えていますが、周りには余計な心配・不安を与えたくなくて、極力不調なのを隠すように、なるべく気丈に振る舞うように(風邪気味の時は接触を裂けたり)しているのですが、流石に昨日は無理でした。

弱音は沢山吐くけれど…。

シェーンベルクとベルクの歌曲、合計8曲を歌いました。

大好きだけど、苦戦してるからこそ歌いたかった。

2月7日に大切な実技試験が控えているので、歌うか歌わないかピアニストにも相談しつつギリギリまで迷いましたが、朝のリハーサルを先生に聞いて頂いた上、色々と覚悟した上で歌いました。

体調不良を理由にしたくないという意地もあったし、素晴らしくて大好きなホールで今年も歌いたいという欲もあったし…色々です。

歌うという選択が正しかったのかはわかりませんが、歌って良かったと思っています。

先生にもピアニストにも迷惑かけっぱなしだけど、最悪のコンディションでの自分の歌からも学べること、盗める技術?…ヒントがたくさんありました。

発表会の翌日、学校のホールでの試験ゲネの時、先生が無表情・無言で「はい、コレ。」と、手渡して下さった栄養ドリンク。

優しさが涙が出るほど嬉しくて空き瓶が捨てられません。

確実に快方に向かってる。

意地でも治して、意地でも活かさねば、音でお返しせねば…と思います。

あと…暗譜しっかり!

先生、ピアニストへの感謝は仕切れません。