いまだ興奮していますが…

11月2日は、京都コンサートホール・ムラタにて学校のワークショップでした。

音楽学部60周年記念事業公演で、プロのオペラ座専属合唱団員による「アンサンブルのためのワークッショップ」。

東京にてお引越し公演中のウィーン国立オペラ座専属合唱団有志の方々が、貴重なオフの合間に京都まで来て下さいました。

ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』
シュトラウス作曲『こうもり』
マスカーニ作曲『カヴァレリア・ルスティカーナ』

以上、3つののオペラから1シーンずつ。

まず、最初はわたしたちだけで。その後、ウィーンの方々に様々な事をアドバイスして頂き、最後は一緒に…そんな感じの豪華なワークショップでした。

わたしは、愛の妙薬でジャンネッタ役を、カヴァレリア・ルスティカーナの合唱で参加させて頂きました。

プロの方々は、もう本当に素晴らしかったです。

歌はもちろん、演技…自分には何もかもが足りないと思いました。(当たり前ですが…)

アドバイスを頂いた後、実際に一緒にステージで歌った時は、「さっきと本当に同じ曲?同じオペラ?」と思ってしまうほどのものでした。

一緒に舞台に立つことが出来て、本当に幸せです。

pもfも本当に透き通っていて、pなのに小さくない。そしてfなのにうるさくない。

彼等と一緒にブレスを出来たこと、そのブレスを肌で、隣で感じることが出来たことが本当に勉強になりました。

目の使い方。舞台上はもちろん、客席も含めた空間の使い方。

どれもショック(衝撃的?)な事ばかりでした。

終演後のレセプションパーティーでも、お話をしながら多くのことを勉強させて頂きました。

Coraggio!
Enjoy!Enjoy!Enjoy!
信じること。
前に出ること。
その「1回」を大切に。

(ドイツ語はもっと喋れないので英語で会話しましたが)慣れない英語で頭パンクしてましたが、お話していて涙が出そうになりました。

本当に素晴らしい経験が出来たと思います。

このような機会に恵まれたことに感謝しつつ、もっともっと頑張ります。