ボリス・パステルナークの「何事でもその核心まで」

 

何事でもその核心までわたしはたどりつきたい

仕事でも 方途の探求でも 胸の予感で

過ぎ去った過去の日々の本質まで

それらの原因まで

それらの基礎まで

それらの根底まで

それらの心臓部まで

絶え間なく 運命や 出来事の連鎖の糸をとらえながら

生き 考え 感じ 愛し

発見を成し遂げない

おお! わたしがいくらかでもできさえしたならば

情熱の特性について 8行ばかり書いたことだろう

無法について 罪責について

逃亡や 追放のことを

ため息するばかりの絶望や

腕や手のひらをながめたり

わたしは情熱の法則を

その根源を導き出しただろう

そして女の名の頭文字を(何度も)繰り返していただろう

わたしが庭にあるような花の詩を植えれば

すべての葉脈を打ち震わせて

菩提樹は詩想の中で

次々に鵞鳥のように

一列に花咲くだろう

 

この大好きな詩は私のブログに何十回となく書いています。この詩を知ったのは30代の頃で図書館で知りました。今更やっと少しばかり“核心”に行き着いたと胸をなでおろしています。

ガチョウはスズメやハト、カラスと比べるとかなり図体の大きな鳥です。

いろいろな💻️パソコン上での作業で、なんか菩提樹の花とガチョウが似てる気がしました。胸騒ぎというか、“ガチョウ”で思考が止まった。

西洋ではとても馴染み深い鳥なんでしょう。日本人の私にははっきりとこれがガチョウだと見た記憶がない。

ガチョウですか。

インターネットでどこかでガチョウが見れる場所はないかと調べたら、なんと!自転車で行ける近所の“将軍池公園”を知りました。変わった名前の公園です。本当に現在進行形でガチョウさんはいるのかなと半信半疑で、自転車で公園に行ったら大きな3羽を発見。病院の敷地内なので柵の外で写真が撮れた。全然元気で健康そのものです。