詩篇35 救いの祈り
父よ、私と争う者と争い、私と戦う者と戦ってください。
大盾と円盾を取り、立ち上がって私を助けてください。
私に追い迫る者の前に、槍と斧を構えて立ちふさがってください。
どうか、私の心に言ってください、私はあなたを救うと。
私の命を奪おうとする者は、赤っ恥に落とされ、あざけりを受けますように。
私に災いをはかる者が、恥じて後ろに退却するように。
風前のもみ殻となった彼らが、父の派遣隊に追い払われますように。
彼らの道は暗闇に危うい道となり、足を滑らせる彼らに父の派遣隊が追い迫りますように。
彼らは無実な私を亡き者にしようと網を張り、私のために落とし穴を掘りました。
どうか、不時に破滅が臨み、彼ら自身が張った網に自らが掛かり、自ら掘った落とし穴に落ちますように。
私の心は父によって喜び躍り、あなたの救いを喜び楽しみます。
私は全身から叫びます。
父よ、だれがあなたのような者がいるでしょうか。
貧しい人をより強い者から救い、弱く貧しい者を強奪者から救う方。
悪意に満ちた証人が数多く立ち、私を追及しますが、私の知らないことばかりです。
彼らは私の善意に悪意をもってこたえます。私の生命をすら奪い取ろうとするのです。
しかし私は彼らが病にかかっていたとき、私は粗布(アラメ)をまとって断食し、心身を苦しめ胸の内に祈りを繰り返し、ちょうど彼らの友、彼らの兄弟となり私は母のために喪に服する者のように、悲しみにうなだれて行き来したのに。
ところが私がつまずき倒れた時、彼らは喜んで集まって来、一緒になって私を打ち、私が知らない人たちは私を引き裂き、私を中傷してはばかることがなかった。
私をあざける者たちは私を囲み、私に対して歯をかみ鳴らした。
父よ、いつまで眺めておられるのですか。吠えたける者から私の生命を救い、多くの野犬の前から私を危機から救ってください。
大きな集会の中で私はあなたを賛美し、偉大な民の中であなたを賛美したいのです。
偽りを語る私の敵が私の不幸の故に喜ぶことなく、それでなくても私を憎む者が目配せし合って、喜ぶことがありませんように。
彼らは平和を語ることなく、この国に住む土地の穏やかな人々を欺こうとして悪い計画をめぐらすのです。
彼らは私に向かってその口を開けて言う、ハッハッハッ、俺たちの仲間はこの目でそれを見たと。
父よ、見てください、黙っていないでください。
父よ、私から遠ざからないでください。
私の信仰のために、私の神、私の父よ、私の争いのために目を覚まし、起き上がり私に代わって争ってください。
父よ、あなたの信義に従って私を裁き、私の神よ、私のことゆえに彼らを喜ばせないでください。
敵が喜んで、うまくいった、ハッハッハッ、いい気味だと心の中で言いませんように。憎いあいつをやっつけてやったと言いませんように。
私の不幸を喜ぶ者が皆、恥じてあわてるように、私に向かってまたは陰で大言壮語する者が恥と屈辱に覆われるように。
私が正しいと考えることを喜ぶ者が喜び歌い、喜び祝い、喜び祈り、いつも父は偉大であると唱えますように。
父をたたえよ、ご自分の派遣者の平和を望む方と。
そうすれば私の舌はあなたの真理を語り、日ごとにあなたの栄光と祝福を語り告げるでしょう。


