2020年というタイミングで2009年発表の最後の『国内向けSONY製APS-C一眼レフカメラ』α550を中古で購入しました。フジヤカメラさんにてレンズ込みで2万円ぴったりくらいの値札です。説明書によれば対応するパソコンはWindows XP SP3とVistaSP2だそうです。両方ともサポートが終わって久しいOSなのが当機の古さを物語っています。
□マウント
αAマウント機なので既に所有しているトランスルーセントミラー時代のα77、α77M2とレンズの共用が可能です。
□電池
こちらも世代の近いα77、α77M2と共用が可能です。
□画素数
有効約1400万画素で時代なりです。現行カメラのクロップ耐性に慣れているとやや弱い点ですが充分運用可能な画素数です。
□ISO感度
ISO感度は200-12800でこちらは時代のわりに健闘している印象です。
□AF
フォーカスエリアはたったの9点で今のαEマウント機の4桁に比べると異様にスカスカに見えてしまいます。
□ファインダー
ファインダー視野率は95%でPENTAX機やトランスルーセントミラー化以降のSONY機の100%に慣れていると現像時に想定より多めにクロップすることになります。
□背面液晶
3インチ92万ドットと大きさも画素数も今のカメラ比で問題ない物です。現行の『お金のかかったコンデジ』くらいのスペックではないかと思います。
□重量
スペック上599gですがグリップの良さから体感的にはもっと軽く感じます。
□グリップ
αAマウント機やRX二桁機、HX三桁機の美点の一つは優れたグリップだと思っています。α550も適度に深く使用感は良いです。
□ダイヤル
1個しか付いていません。PENTAX機、ソニーのα一桁機やα二桁機、NikonだとD4桁機の7000番台以上とD3桁機、D一桁機では同時に2ダイヤル操作できるため直感的に複数の操作が出て好きなのですが…
□シャッター
1/4000秒までなので1/8000が当然使える気でいるとたまに困ることになります。また、かなりミラーショックも軽く片手撮影をかなり意識しているのではないかと思います。
□連射
Lo,Hi,速度優先とあり7コマ/秒まで連射速度を上げることができます。十分実用範囲です。
□ユニークな点
このカメラの面白い点は撮影時の構図確認の方法が豊富であることです
・OVF(視野率95%)
・背面液晶でのクイックAFライブビュー(視野率90%)
・背面液晶でのマニュアルフォーカスチェックライブビュー(視野率100%)
の3種類存在してそれぞれシチュエーションに分けて使い分けることができます。
■感想
まだかなり使用感がミノルタっぽいのが面白いところです。本格的にソニーっぽくなるのはトランスルーセントミラー採用以降なのではないかと思います。2種類存在するライブビュー機能などはトランスルーセントミラー前夜、ミラーレス一般化のかなり前と考えるとかなり最適解に感じます。当時無駄なことしてるなと思った機構も今手にしてみるとやりたかったことはなんとなく分かります。
ただ実用品としては人にお勧めしません。実用もできる面白いおもちゃとしてならお勧めします。


