集会の出席について、基本的に休んだとしても罰則はない。なのでこれまで集会出席の為に時間を不当に拘束されてきたと主張してもその主張は通らないだろう。
組織内でどのような「立場」を受け入れて活動するかについてもいわば「自発的」である。
長老や奉仕の僕(現在の援助奉仕者)などの立場を受け入れ、宗教組織内での様々な仕事に多大の時間を費やしてきてもそれは自発的な「奉仕」である。
そうした時間について「不当に労働させられた」と主張をしても恐らくは通らないだろう。
開拓者や補助開拓者には野外宣教活動をする時間に関しての要求時間というものがあるが、これについても自らの意思によって増し加えられた要求を受け入れたのであり、そうした宣教活動に費やしてきた時間すべては「不当に働かされたものである」と主張してもその主張は通らないことだろう。
しかし、エホバの証人の活動はそうした「自発的」な活動ばかりかというとそうではない。
宣教はエホバの証人としての「義務」とされている。
宣教活動に全く参加せずにいれば当然、長老たちからの叱責を受け、「どうして奉仕活動に携わらないのか?」との圧力を受けることになる。
その際に「奉仕はあくまで自発的なものですよね?ですので私は一切参加しません!」などと頑なに言おうものならエホバの証人としての「義務」を不当に怠った者として懲罰を受けることになり、場合によっては排斥とされるであろう。
もちろん、どれほどの時間それに携わるかは基本的に言えばそれぞれの信者に任されているので、携わってきた時間の全てが不当に課さた労働義務であったとは言えない訳ではあるが、
それでも宣教活動は献身した(バプテスマを受けた)エホバの証人の義務であり、病気や高齢などの理由で特別な事情があり会衆の長老団の許可を得た人であっても1ヶ月の奉仕時間について「意識不明でもない限り15分は奉仕するように」と要求されている。
またそうした許可を得ていない一般の信者については0時間という奉仕報告をしないように、つまり「義務」として一か月に1時間は最低でも奉仕活動という名の組織拡大のための強制労働に従事させられていたとも言える。
さて、私は1994年1月22日にバプテスマを受けた。
そのバプテスマによる組織との契約関係のようなものに入ったのはエホバの証人の組織について、そこがどのような実態の場所であるのかの事実の不開示、都合の良い情報だけを与えられて錯誤に陥ったためであった。
また嘘の情報を与えられての詐欺による被害を受けたとも言える。
そのバプテスマ以降は月に1時間は強制労働(奉仕)を課されたとも言える。
私の労働の価値はどの位のものに相当するかについては私と組織側の双方の意見に折り合いが付く筈などないので、1時間あたりの労働に対して本来得られていたはずの代価(賃金)は私が住んでいる兵庫県の最低賃金で計算するものとする。
1994年の兵庫県の最低賃金は608円
1995年は620円、1996は634、1997は648、1998は660、1999は666、2000は671、2001は675、2002は675、2003 は675、2004は676、2005は679、2006は683、2007 は697、2008は712、2009は721、2010は734、2011は739、2012は749、2013 は761、2014は776、2015は794、
2016年の兵庫県の最低賃金は819円
である。
私はバプテスマ以降、集会に行かなくなった2016年8月までは事故に遭い入院した2013年1月に0時間と報告した以外は毎月の労働義務を果たしてきた。
それで、2013年は11時間、2016年は8時間、それ以外の年は12時間の義務としての労働を果たしてきたことになるので、それを計算すると、
188,827円 となる。
よってバプテスマの無効を要求すると共に上記の金額の返還を請求する。
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なーんて要求するつもりはありませんが、
こんな計算ではかなり少額になるとはいえ、そんなふうに組織側に要求しようと思えばそんな事も言えなくはないとは思います。
また私たちが以前から組織側にしているバプテスマ無効請求というものがこうした性質のものであれば、桶のひとしずく様がご親切にご指摘してくださっているとおりにも言えなくもないかなと思います。
論理的話し合いができないんだよなあ
テーマ: 元エホバの証人、賢くなりましょう
2020-06-18
https://ameblo.jp/1-drop-in-the-tub/entry-12605005234.html
(引用)
クーリングオフ制度というのがあります。実際に注文しものと実物が異なった場合、その商品の消費をしない場合無効はできるでしょうが、それを長期間にわたって使用し、しかもそれなりの利益を受けた場合、無効は難しいと思いますよ。
それと無効請求をしている人の動機は「完全忌避」されたくないというものですので、排斥という処置を知っていてバプテスマを受けたのですから、契約不履行ではないのです。論点を見失っています。論点を見失った人が「論理破たん」というのは痛いですね。
(中略)
客観的に見て、お二人ともバプテスマを受けて以来毎日苦しんでいたわけではないのです。むしろ楽しんでいらっしゃったわけです。それを今更契約不履行をタテに無効を唱えるのは少々虫が良すぎるのではないでしょうか。論理破たんしているのはnさんのほうですよ。ご自身の論理の稚拙さを棚に上げて、愚にもつかないことを大見えきっておっしゃるのは何とも滑稽ですよ。論理というものがわからない人間が「論理破たん」という言葉を使いたがっているだけです。私の論理は成立しています。
(引用終わり)
なーんて上記の「無効になんて出来るか!」というようなご指摘も当てはまるかもしれません。
その期間楽しんでいたのに強制的に労働させられた分の金額を請求するとは何事か!?
とか、
クーリングオフ制度というのに照らして考えてみても、それは実際に注文しものと実物が異なった場合、その商品の消費をしない場合無効にできるというものであり、それを長期間にわたって使用し、それなりの利益を得てきたくせ無効にしろ、つまり金を返せというのは虫が良すぎるじゃないか!?
そんな理屈は通らないのではないか!
との主張ももっともかと思います。
(ただし、統一教会の「青春を返せ訴訟」なんかからも分かるように、長い法廷闘争の末にその主張の正当性を勝ち取れる可能性も無くはないと思いますが)
しかし、私達がしているバプテスマ無効請求というのはそうした性質の主張ではありません。
これまで不当に働かされたのでそれを賠償しろとかいうような性質の要求などは一切なく、
あくまで
「組織側に非があり、それゆえにその宗教団体の一員であることを辞めたいのに、その契約を解除するのに違約金のようなもの、つまり辞めるのに制裁が加えられるというのは不当である。よって制裁なく辞めさせてくれるように」
と言うだけの事です。
もし分からなけれは下記の記事を読んで冷静に分析なさってください。
↓
再掲 バプテスマ無効請求
https://ameblo.jp/wt-nihonshibu/entry-12604239265.html
それにしても論理的な話し合いが出来ないとか書いておられた割に・・・
論理的話し合いができないんだよなあ
テーマ: 元エホバの証人、賢くなりましょう
2020-06-18
https://ameblo.jp/1-drop-in-the-tub/entry-12605005234.html
いろんな記事に結構コメントさせていただきましたが返信してくださらないんですね😢
いや、いいんですよ。
お前のコメントになんか返信する価値なしだとか、無駄な時間だとか、いろいろ思っておられる事だっておありでしょうし。
ぼくもいちいち何か書かれて言い返してたら自分の嫌なヤツ度合いを露呈させてるみたいなのでなるべく控えたいですもん。
でも本当は理屈っぽい話とかは大好きなのでウズウズするんです。
これとか面白かったですね。
↓
エイジハラスメントが横行するアンチエホバの証人カルト
2020-08-12
https://ameblo.jp/1-drop-in-the-tub/entry-12617260806.html