新年度開始 | リヒャルト・アドルフ・ワイズマンSS大佐のふてくされPlatz

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吾輩が日々の出来事などを思うまま、気の向くままに、ふてくされた状態でタレ流すブログであります。

新年度が始まった1日、各地で入社式や入学式があった。福岡市の企業では、ロシアの侵攻を受けてウクライナから避難した女性が社会人としての第一歩を踏み出した。新型コロナウイルスが2023年5月に感染症法上の5類に移行したことを受け、福岡大では5年ぶりに制限なしの入学式となった。

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 福岡市博多区の西部ガス情報システムでは、ウクライナ出身のソロミア・コティクさん(23)ら11人の新入社員が入社式に臨んだ。

 コティクさんは首都キーウ(キエフ)の国立大学を卒業後、22年6月に熊本市へ避難。専門学校で日本語を学び、他の新入社員と同様に試験や面接を受けて入社が決まった。

 コティクさんは入社式での自己紹介で「西部ガスに参加できることを光栄に思います。コミュニケーションを深めて日本語能力を向上させ、社内での良好な関係を築きたい」と抱負を語った。式後には「ウクライナでは戦争がまだ続いていて、亡くなった友人もいる。ウクライナには素晴らしいIT会社がたくさんあり、戦争が終われば、帰って働きたい」と話した。

 同社がウクライナ避難者や外国籍の社員を採用するのは初めて。太田和孝・総務担当部長は「避難者だからと特別な扱いではなく、IT企業を希望しウクライナのためにという姿勢を評価した」と話す。

 佐藤時夫社長は式後、「コティクさんは日本に来て1年ほどで日本語を習得し、デジタル系の資格も取っている。多国籍で働くのが標準になっていく、その第一歩だと捉えている」と語った。

 福岡市城南区の福岡大では、新入生約4800人が入学式に臨んだ。新型コロナの5類移行を受け、出席する保護者の人数も制限がなくなった。

 式で永田潔文学長は、米アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏が大学で学んだことを10年後に生かしたというエピソードを紹介し、「自分が興味を持ったことには徹底的に取り組みましょう。一生懸命に取り組んだことだけが、皆さんの血となり、肉となります」と激励した。医学部1年の加藤つやかさん(18)は「それぞれの目標を掲げ、主体的に学ぶことで知性を錬磨し、人間性を養い、意義のある大学生活を送ることを誓います」と入学の辞を述べた。

 最寄りの福大前駅がある福岡市地下鉄七隈線が23年3月に博多駅まで延伸開業したことで、福岡市郊外から通う新入生も多い。駅で定期券購入の列に並んでいた人文学部1年の青山翔太さん(18)=福岡県新宮町=は「博多駅から大学までつながって便利になったので地下鉄通学にした。志望する教師になれるよう本をたくさん読んで勉強に励みたい」と話した。【池田真由香、森永亨】



04/01 19:10 毎日新聞

🖋️新年度開始で各地で入学式や入社式が行われましたが、吾輩も昔それらの事に輝いていた時があったのかとしみじみ感じました。