フジテレビ月9ドラマはオワコンか? | リヒャルト・アドルフ・ワイズマンSS大佐のふてくされPlatz

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福山で月9低迷でも「気にしません」と関係者強気の理由

4月19日07時00分 提供:NEWSポストセブン

視聴率男・福山雅治(47)が主演を務め、鳴り物入りで始まったフジテレビの月9ドラマ『ラヴソング』だが、4月11日の初回平均視聴率は10.6%と、大きく期待を裏切った。これは全話平均視聴率で月9史上最低の9.7%を叩き出した、前クールの『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の初回平均視聴率11.6%をも下回る数字だ。

『ラヴソング』は、元プロミュージシャンの男性が天賦の歌声を持つ孤独な女性と出会い、音楽を通じて心を通わせ、失いかけた人生を取り戻す──というのが大まかなストーリー。

 ヒロインとなる福山の相手役には約100人のオーディションを勝ち抜いたミュージシャンの藤原さくら(20)が抜擢された。大物俳優と無名の新人女優の組み合わせが放送開始前から話題となっていたが、視聴率を見る限りハズしたという他ない。テレビ批評家の吉田潮氏が語る。

「ドラマの設定が暗過ぎます。主要キャストの2人が養護施設で育った吃音の女の子(藤原)に、元ミュージシャンで臨床心理士の四十男(福山)。しかも男は昔死んだ恋人を彼女に重ね合わせている……。最低視聴率に終わった前作『いつ恋』も悲惨な境遇の若者たちを描く暗い設定でしたが、視聴者は月曜の夜からそんな物語を観たいと思うでしょうか。フジテレビが想定している視聴者層が気になります」

 福山にとっては結婚後初めての主演ドラマとなるが、「既婚者となったことで去ったファンも多い」(吉田氏)というような“福山限界説”もある。

 月9といえば、かつては平均視聴率22.9%を誇った『東京ラブストーリー』(1991年放送)や同29.6%の『ロングバケーション』(1996年放送)など、社会現象を巻き起こすほどの人気枠だった。そんな月9ブランドの崩壊にも、同ドラマ関係者は全く動じていないという。

「このドラマは製作委員会方式で作られています。委員会のメンバー=スポンサーを募ることでリスクを分散させ、利益が出たら山分けするスタイルです。オンデマンド配信やDVD化、映画化などで最終的に黒字になればいい。これが現代のドラマ制作の主流なので、視聴率が低くてもそこまで気にしません。

 現場は福山さんを中心にまとまっていて雰囲気はすごく良い。視聴率も今後は上がると信じています」

 ただの強がりでなければいいが……。

※週刊ポスト2016年4月29日号

「NHK朝ドラ」「NHK大河」「フジテレビ月9」
これ等のドラマを「日本ドラマ三大黄金枠」と吾輩は呼んでいるが、フジテレビ月9ドラマについては、全盛期に比べればさほどステータスには成らなかった気がする。

いくらいい役者使ってキャスティングしても、ドラマがコケれば、やれ脚本が悪いだの演出が悪いだのおまけに視聴者が悪いだの責任追及のたらい回しだ。