ご存じ、荒井由美作曲の石川優子の大ヒット曲。

        「夕暮れのお~、まちかどお~」

 八重歯がのぞく愛くるしい笑顔でに、40代の男性諸君は魅了されたに違いない。
 が、だ。この曲、知る人ぞ知る、知らない人は知らない、三木聖子のデビュー作なのです。




1976年の夏、「銀座ナウ」で歌う彼女の姿が、実に切なく思い出深い。
 石川優子は歌がうまくて、のびやかにきれいに歌い上げていましたが、三木聖子は、はっきり言ってあまり歌唱力があるとはいえず、時たま、苦しそうに歌う、そんなところがたまらなかった。


 今で言えば、聴きようによっては、ストーカーのような歌詞ですが、そんな不器用さとけなげさ、一途な少女のはかなさと、いじらしさが、少年の胸を打ったのでした。


 特に「好きだったのよ、あなた」の「すきだあ・っ・たのよ」の「・っ・」の部分がイイです。そして

「胸のおーくでずっと」の「おっーくで」の部分。
こんな細かなところに、結構皆さん、ハマったのですよネ(^_^;)

 それから、何年もせずに、あっさりと、芸能界を引退。芸能界の水になじめなかったという話をどこかで読みましたが、本当に彼女は、あの歌の通りの少女だったのかもしれない。


 この曲の2、3年前に、フランソワーズ・アルディが、
「さよならを教えて(Comment Te Dire Adieu)」という曲を出していますが、よく似てますね。荒井由美は、ここからヒントを得たのでしょう。


 ちなみに、同じ番組にSpicks & SpecksのVoであるnashyの兄貴も、レイラというコンビで「サマー・エンジェル」という曲を歌ってました。
(三木聖子のサイン頼めばよかった・・・)