松別かっこいいシーン〜十四松編〜 | おそ松さんミスト!

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おそ松さんを愛してやまない「かすみ」の独り言ブログ。

今回は「かっこいい」とはちょっとかけ離れた人間性の狂人、
十四松氏のかっこいいシーンです。

十四松と言えば、
「元気」
とか
「テンション高い」
とか
「うるさい(愛ある表現です)」
といったイメージですが、
第17話「十四松まつり」での「十四松と概念」のように実は難しい事を考える人間性だったり、
第23話「灯油」での、寝たフリで自分だけ灯油を取りに行く対象から外れようとした腹黒性格と「あ〜クソさみぃ」発言など、
二面性、いや三面、またはそれ以上の隠された性格を持つ、
ちょっとコワい存在なのであります。

そういった「ヤバい人間性」が回を重ねるごとに判明する中、
見れば見るほど『これが彼の「かっこいい部分」なのか?』と断定に悩み、
「狂人」と「かっこよさ」の違いについて考えさせられ
今回は時間がかかってしまいましたが、
悩んだ結果、3シーンほど選んでみました。

が、その3シーンを紹介する前に、
私が十四松を「狂人」と実感したシーンを取り上げたいと思います。

第7話「トド松と5人の悪魔」より
スタバァというオサレなカフェでバイトをはじめ、同世代カースト圧倒的最底辺から抜け出したトド松の前に「うんこな兄弟」達が現れ。
ワンランク上の人間を演じ、バイト先の女子に虚勢をはって慶應大生であるとウソをつき合コンの話まで取りつけていたが
それが「うんこな兄弟」達にバレたシーンw

長男、次男、三男、四男は「自分の兄弟をうんこ呼ばわりし、その存在を『恥ずかしい』とまでに罵り、その兄弟に黙ってオサレなカフェでバイトをし兄弟に黙って地位を上げ、しかも慶應大生を偽りウソを重ねてカッコつけ兄弟に黙って合コンまでし兄弟に黙って彼女まで作ろうとしていた末っ子」にブチ切れ、その末っ子のバイト先で嫌がらせをするわけですが、
そんな中ひとり嫌がらせをせず、ひとり健気に4人が嫌がらせをしている後片付けをしていたのが五男 十四松氏なのです。

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このシーンは十四松ファンにはたまらなかったようで、
「さすが十四松!」
とか
「十四松、優しすぎて涙出た」
「性格いいなー、十四松」
とかネットで話題になりました。

が、これが十四松氏の狂人たる所以かなと私は思ったんですね。。

第3話内での「パチンコ警察」や第17話「十四松とヒミツ」でのパチンコで勝った兄弟に対する執拗な攻撃wや、
第5話「カラ松事変」のラストでチビ太に火炙りにされているカラ松の頭部目がけて
ラーメンどんぶりを投げつけカラ松を半殺しにしたり、
第11話「十四松とサンタ」でのサンタとトナカイに対する暴力など(あらためて文字にするとヒドいw)、
「やる」時は容赦無い十四松氏ですが、
なぜこの時に限って他の4人に加担しないのか、
不思議に思いましたね。
加担しない十四松のシーンは他にもあって、
第14話「風邪ひいた」でおそ松に財布を盗られパチンコに使い込まれても、
同じく第14話「トド松のライン」で、ちょうどいいラインがわからないトド松に対して一切口出ししなかったり。
いい子な時とクズな時の両極性があり、それが極端過ぎる十四松氏なのでありますw

さて、本題。

まず1つめ。
第14話「トド松のライン」にて
ラストで銭湯に行こうとする兄弟からひとり外れ
「ええっ!?そんなバカなっ…ボクの銘柄が…粉飾決算!?ストップ安…ウソだっ!!すぐ行く…!!」と誰かと電話をする十四松氏。
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単なるおバカかと思っていた十四松の新たな一面を垣間見た瞬間でしたねw
「一番イケボの十四松」だった瞬間でもありますw

さて2つめ。
第23話「ダヨーン族」にて
ダヨーンの口の中に吸い込まれた一松、十四松、トド松は
落ちていた緑色のスニーカーを見つけ…

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チョロ松たちもダヨーンの口の中に吸い込まれたことを確信し探しに向かいます。


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しかしそれを止め

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 兄弟を探さず、
「一旦、外に出よう」と言い出すゲスいトド松に
呆れる一松と十四松。

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…と思いきや、同調する一松!

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喜ぶトド松、驚く十四松w

ひとり驚いているところから、
十四松だけは純粋にチョロ松たちを探そうとしていたと考えられます。
一松とトド松よりは明らかに兄弟想いでかっこいいなと思ったシーンでした。

最後は、何よりもあのシーン。
第9話「恋する十四松」より
彼女ちゃんとの別れのシーンです。

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泣いている彼女を笑顔にしようと、
必死にギャグを披露する十四松…。

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健気すぎて号泣です…

とにかく必死に彼女のために全力で走っていると、
ふと、気付きます。

彼女が笑っていることに。

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彼女の笑顔に気付くと同時に、
ホームの端っこまできたため足を止める十四松。

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この物言わぬ背中が
全話通しての一番かっこいい十四松ではないかと思います。

やりきった。

やりきったよ、十四松。(涙)