名産のマグロを活用したご当地グルメを開発しようと深浦町は18日、町内で飲食・宿泊業に携わる10業者とともに料理開発会議の活動をスタートさせた。来春から調理法や材料、価格などで足並みをそろえたオリジナルのマグロステーキ丼を提供し、より多くの観光客誘致を目指す。
同日、深浦公民館で開かれた第1回試食検討会で吉田満町長は参加した10業者に「(料理に対し)何を言われても受け付ける気持ちになってほしい」と“注文”した。
10業者は試作したマグロステーキ丼の調味料や味付け、焼き方など、それぞれのこだわりをアピールした。参加した町職員や漁協職員からは「ニンニクの味付けが良い」「見た目が爽やか」と評価する意見が出た一方「(色合いが)白く目立たない」「コスト面で厳しいのでは」「マグロのイメージが薄い」との指摘も上がった。
町は深浦でなければ食べることができない料理として新メニューを「マグロは大間だけではない『深浦マグロステーキ丼』」と銘打ち、観光活性化の切り札の一つにする。町担当者は「数多くあるB級グルメの一段上のレベルをいく料理にしたい」と意気込む。価格は1000~1200円を想定しているという。
アドバイザーを務めるリクルート・じゃらんリサーチセンターエグゼクティブプロデューサーのヒロ中田さんは「水揚げ量が県内一というマグロを生かさないのはもったいない。参加した業者はチームワークを大切にしてほしい」と話した。
出典:北海道新聞