有田焼の器で地場産食材の料理を提供する佐賀県有田町のご当地グルメ「有田焼五膳」の売れ行きが好調だ。昨年夏に発売し年間1万食を目標に掲げたが、今年の有田陶器市の開催中に早くも突破。現在は1万1千食を超えた。関係者は「焼き物ファンは料理好きの人が多い。そんな皆さんの味覚と視覚にマッチしたのでは」と評判の理由を分析している。
「有田焼五膳」は、豊富な地場産食材を焼き物との融合で紹介しようと、町内の飲食店5店でつくる「有田焼ご当地グルメ推進協議会」が発案。(1)有田産の鶏の焼き物、酢の物、煮物、蒸し物、揚げ物の5品で構成(2)ご飯や汁物、デザートなども地場産食材(3)器はすべて有田焼(4)価格は1200円-などの統一ルールを掲げ、昨年8月から販売を始めた。
協議会によると、手ごろな値段に加え、各店が工夫を凝らした料理を見た目も楽しいふた付きの器で味わえることが評判を呼んでいるという。
さらなる認知度アップを目指して、有田焼五膳を味わうと鳥獣戯画が手描きされたプレミアム器(1万2600円相当)を抽選で計20人に贈るキャンペーンを実施中。協議会の古川朋子事務局次長は「焼き物だけでなく、有田の食も魅力的な観光資源。今後も発信していきたい」と話している。
キャンペーンは7月末まで。協議会事務局(有田観光協会内)。
出典:西日本新聞