佐久穂町は、町内産コシヒカリを使った米粉麺を開発した。町内の飲食店2店が先行して食材に採用。8月ころには生産が本格化し、一般に販売する予定。主要農産物であるコメの消費拡大を進め、地域活性化につなげる狙いだ。
米粉麺は、町の名前とベトナム料理で使う米粉麺「フォー」を参考にして「佐久穂~めん(さくほーめん)」と名付けた。特産品作りを目指す町が試作を繰り返し、最終的に製造を県外の農事組合法人に依頼。塩、つなぎの小麦粉、添加物を使っておらず、町は「和洋中どんな料理にも合う」とする。8月ころには安定した生産・流通態勢が整う予定で、町内の農産物直売所などで1袋(120グラム)220円で販売する。
町は、町商工会を通じて米粉麺の使用を呼び掛けている。これに応じた「ロッヂ八ケ嶺」と洋食店「たかとんぼ」が先行して利用。両店は佐久穂~めんを使ったメニューを提供している。
また、特産品開発に取り組む町民らの組織「美味(おい)しい未来のふるさと」は、昨年に続くコンクール「佐久穂おいしいアイデア」のテーマを米粉麺に設定した。構成団体の一つ「アンテナさくほ」が主催するイベントで、町民から米粉麺を使ったレシピを募集している。
佐久穂~めんと、できるだけ町や県で流通、製造されている食材を使って独自の料理を考える。応募者には、試作用に佐久穂~めんを1食分提供する。締め切りは8月31日。問い合わせは町商工会へ。
出典:信濃毎日新聞