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神父:人知を超えたチカラを使った 反動ですね。
完全に 体力が回復するまでは
しばらく 目を覚ますことはないでしょう。
ですが 命に別状はありません。
いずれ必ず 意識を取り戻しますよ。
カミュ:主人公 世話かけたな。
さっき キラゴルドを倒した時に 手に入れた
このオーブは お前に渡しておくぜ。
カミュ:伝説の宝珠を集め 地の底で出会う
勇者にチカラを貸せ……
さすれば お前の贖罪も果たされるだろう……。
預言は 本当だったってことか。
……さて 行こうぜ 主人公!
マヤは ここに預けておけば ひとまず安心だ。
あいつのためにも オレは新たな旅に出る……
そう お前と一緒に 魔王を倒す旅にな!
カミュ:よろしく頼むぜ 相棒!
カミュ:くそっ……なんだ?
身体が 動か ね……え……。
セーニャ:主人公さまっ 皆さまっ!
今 お助けいたします!
カミュ:う うぅ……。
お前……もしかして!?
セーニャ:……私は 勇者を守る宿命を負って生まれた
聖地ラムダの一族。世界が滅びようとも
命に代えて あなたをお守りいたします。
セーニャ:主人公さま。
よくぞ……ご無事でいてくださいました。
セーニャ:……いえ やはり お姉さまは
この近くにいるはずですわ。
南西の方から なつかしい気配を感じます。
カミュ:双子のカン……ってヤツか?
セーニャ:この感じ……お姉さまのものです。
主人公さま 行ってみましょう。

カミュ:なあ ここに ベロニカがいるのか?
どこにも 見当たらないぜ。
セーニャ:あら……お姉さま。
こんな所に いらしたのですね。
セーニャ:お姉さま……。
私たちを 助けるために……。
カミュ:……っ!!
シルビア:ベロニカちゃん……。
アナタ 最期のチカラをふりしぼって
アタシたちのことを……。
カミュ:……くそっ!!
カミュ:……おい 何者か知らねえが 出てきな。
そこに隠れてるのは わかってるんだ。
カミュ:な なんだコイツ!?
神の民:ふーん なるほど……
兄ちゃんが そうなのか……。
神の民:オイラは 神の民だよ。
カミュ:……神の民?
なんだ そりゃ?
神の民:そっか 最近の地上人は 知らないんだな。
神の民は ロトゼタシア創世の時代から
世界を見守ってきた 天空の住人さ。
カミュ:……マジかよ。
けど そんな たいそうなヤツが
こんな所で 何してんだ?
カミュ:魔王のヤツ めちゃくちゃ しやがる。
……さっきは 疑って悪かったな。
あんたの気持ちも 考えずに。
けどよ なんで あんたは助かったんだ?
見たところ この場所は無事みたいだが……。
神の民:この太陽の神殿の奥には
世界が誕生した時から 燃え続けているという
聖なる種火が まつられているからね。
神の民の郷が 襲われた時
オイラは たまたま 神殿内を掃除してて
聖なる種火の加護に守られて 助かったんだ。
カミュ:聖なる種火の加護だって?
もしや そいつが……?
神の民:教えてあげたいところだけど
オイラ こう見えて まだ子供でさ。
そういう話は くわしくないんだ。
カミュ:まあ 知らないんじゃ 仕方ないな。
せっかく ここまで来たんだ。
まずは その聖なる種火ってのを調べてみるか。
セーニャ:なんて清らかで 神々しい……。
この炎が 聖なる種火なのでしょうか。
マルティナ:これは……
主人公のアザが 反応している?
カミュ:なんだったんだ 今のは……。
聖なる種火の炎が その器に 宿ったってことか?
カミュ:先代勇者が作った 勇者のつるぎは
今や 魔王の手の中だ……
……だが まだ手はあるぜ!
主人公 オレたちの手で 作ろうぜ。
魔王のヤロウを ぶっ倒すための
新たな 勇者のつるぎを!
カミュ:よし 決まりだな。
それじゃあ 情報は少ないが
先代勇者たちの 足跡を追うとするか。
見覚えのある風景も あったし
世界中を旅してきた オレたちなら
きっと 手がかりを見つけられるはずだ。

シルビア:これが 先代勇者ちゃんが手に入れてた
鉱石なのかしら……?
カミュ:おいおい マジか……
ひょっとして こいつは……。
カミュ:主人公 スゲェぞ!
こいつは 各地に伝わる 財宝伝説に登場する
いにしえの神の金属 オリハルコンだ!
ロウ:なんとおっ オリハルコンじゃと!
わしも 文献で目にしたことはあるが
この鉱石が そうじゃというのか?
カミュ:間違いねえ。お宝のことなら オレの専門だ。
世界でいちばん めずらしい貴金属として
マヤからも さんざん聞かされてるしな。
……まさか こんな所にあるとはな。
この オリハルコンを鍛えれば
とんでもねえ剣が 作れるはずだぜ!
カミュ:……そうか!
それが 勇者のつるぎか!
カミュ:これで 新たな勇者のつるぎの完成に
また一歩 近づいたってワケだ。
さあ 主人公 次の場所に向かおうぜ。
カミュ:…………マジかよ。
シルビア:すごい! マグマから 鍛冶場が現れるなんて!
この鍛冶場こそ 先代勇者ちゃんたちが
剣を打っていた場所に 違いないわ。
カミュ:よーし! やろうぜ 主人公!
魔王のヤツを ぶっ倒すため
ここで 新たな勇者のつるぎを作るんだ!
カミュ:主人公 次は オレの番だぜ。
シルビア:あら カミュちゃん 抜けがけはナシよ。
……ねえ 主人公ちゃん
アタシたちにも 手伝わせてほしいの。
カミュ:……これで 完成なのか?
カミュ:勇者のつるぎ……
果たして どれほどのシロモノなのか。
さあ 主人公 手に取ってみろよ。
カミュ:ああ いよいよ大詰めだな。
……行こうぜ 魔王の城へ!

カミュ:ひとりでは行かせないぜ 主人公!
オレにも 見させてくれよな!
魔王をぶっ倒す 勇者の奇跡ってやつを!
カミュ:今の声は……?
マルティナ:……ここは もう もたないわ!
みんな 行きましょう!
シルビア:とうとう ウルノーガを倒したのね
マルティナ:けれど 多くの命が 失われてしまった
セーニャ:あの光は……
セーニャ:もしかして……
マルティナ:見て 命の大樹が……
マルティナ:よみがえっていく……
カミュ:帰ろうぜ みんなの所に。
セーニャ:お姉さま 見てください。
今日は 世界が平和になった お祝いをするため
こうして 皆さん 来てくださったんですよ。
カミュ:せっかくの宴だ。
オレたちも パーッと楽しもうぜ!
ベロニカが うらやましがるくらいにな!
カミュ:おい 主人公!
勝手に ひとりで行くなよな!
シルビア:どうしたの 主人公ちゃん。
どこか 行きたい場所が あるなら
アタシたちも ついていくわよ?
カミュ:なあ 主人公。
そういえば グロッタの町の南で
何か光っているのが見えなかったか?
オレは あれが気になるんだが……
まあ どこに行くかは お前にまかせるよ。
それじゃ 行こうぜ!
シルビア:復活……って もしかして その光には
失ったものを よみがえらせるチカラが
あるってコトかしら?
マルティナ:それが本当なら 彼女も……!
……思いだして。
私たちには 心の底から 会いたい
大切な仲間が いるじゃない!
一同:……ベロニカ!
セーニャ:お姉さまが……生き返る?
カミュ:すこしでも 希望があるなら
絶対 それに懸けてみるべきだ。
オレは そうして 運命が変わったぜ。
カミュ:あそこから さらに奥に行けそうだな。
何か 手がかりが あるかもしれない。
行ってみようぜ!
グレイグ:あとは 失われた時の化身とやらが
集うという 塔を見つけろということか。
なんとも 雲をつかむような話だな……。
シルビア:どうしたの 主人公ちゃん?
カミュ:……もしかして お前
何か 心当たりがあるんじゃないか?
じつは……オレも 気になる場所があってさ。
命の大樹の北に さびれた塔があるのを
思いだしたんだ。
もしも 他に当てがなかったら
ケトスに乗って そこに行ってみようぜ。
何か 新しい発見があるかもしれねえからな!
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