神の民の里

 

カミュ:なんだよ ここは……。
町ごと 空に浮いてるのか……。

クーロン::いにしえの昔 生き物たちは 大樹の加護のもと
長きにわたって繁栄し 我ら 神の民も
大樹のしもべとして 平和に暮らしていました。

クーロン::ですが ある日…… 闇が 空をおおい
はるか天高くより 災厄が飛来しました。
その災厄の名は……
ニズゼルファ。
地上に現れた 黒い太陽……。
あれは ニズゼルファの復活を
示しているのかもしれません……。
ニズゼルファとは かつて地上を
地獄に落とした 災厄なる邪神の名。

クーロン::ケトスを操りし 勇者よ。
事態は 一刻をあらそいます!!
さあ! 長老さまのもとへ お越しください。

ロウ:預言者の言っていた 天空の民とは
彼らのことに ちがいあるまい。

グレイグ:黒い太陽……?
あれは 勇者の星ではなかったのか?
とにかく 長老に 会ってみるとしよう。
 



クーロン::こちらが 我らが長老 イゴルタプさまです。

神の民:長老さまは 神話の時代から生きている方だよ。
普段は 深い眠りについておられるから
めったに 目を覚まさないんだ。

クーロン::勇者を前にすれば イゴルタプさまも
目覚めると思いましたが……仕方ありません。
この里に伝わる神話について
私のほうから お話ししましょう。
……こちらの壁画を ご覧ください。
いにしえの昔 邪悪の神 ニズゼルファは
命の大樹に眠る 大いなるチカラを狙い
このロトゼタシアに 現れました。
邪神は 大勢の魔物を引き連れ
邪悪な瘴気で 地上を けがしたのです。
世界は 滅びの時を迎えようとしました。
……しかし 万物の創造主たる命の大樹は
このことを予見し ひとりの救世主を
地上に 遣わしていたのです。
その者の名は ローシュ。
あなたの祖先……伝説の勇者です。
ローシュは ケトスの背に乗って大空を舞い
広大なロトゼタシアの大地を巡って
共に戦う仲間を 集めました。
……そして 戦士ネルセン 賢者セニカ
魔法使いウラノスという 頼もしき3人が
勇者のもとに つどったのです。
4人は チカラを合わせ 勇者のつるぎを作り
邪神討伐へと向かいました。長き戦いの末
ついに邪神を倒し 平和をもたらしたのです。

ロウ:……その話が 本当ならば
倒したはずの邪神が
なぜ 今になって 復活したんじゃ?

クーロン::残念ながら……
それは 私にも わかりません。
ですが 勇者が生まれた意味は わかります。
あなたと邪神は 表裏一体。
邪神を倒すため あなたが生まれたのでしょう。
しかし いったい どう立ち向かえばよいのか……。

イゴルタプ:苗木じゃよ……。

神の民:おお……。長老さまが お目覚めだ……。

神の民:みんな 静かにするんだ。
長老さまが お話しになるぞ。

イゴルタプ:大樹さまの苗木を頼れ……。
苗木が すべてを知っておる……。

クーロン::大樹さまの苗木……?
そうか……そういうことか!
あなたに お渡ししたい物が あります!
入り口にある 太陽の神殿に来てください!
 


 

太陽の神殿・聖なる炎の間


クーロン::あちらの苗木は はるか いにしえの時代から
この地を見守ってきた 聖なる苗木。その中には
当時の記憶が 眠っているといわれます。

クーロン::残念ながら ここにある聖なる苗木からは
邪神ニズゼルファを倒す 手がかりを
得ることは できないようです。
しかし 地上にある 3本の聖なる苗木の
記憶を読みとけば 邪神討伐の手がかりが
得られるやもしれません。
それでは そちらの台座にある
聖なる種火に 手をかざしてください。

マルティナ:これは……
主人公のアザが 反応している?

カミュ:なんだったんだ 今のは……。
聖なる種火の炎が その器に宿ったってことか?

主人公は
聖なる種火を 手に入れた!


クーロン::聖なる種火は ロトゼタシアの創造主である
聖竜さまより受け継いだもの。その光は
勇者のチカラを 呼びさますと言われています。
その聖なる炎は あなたが
ニズゼルファを倒す旅を 続けるうえで
きっと 役に立ってくれるでしょう。

神の民:長老さま。ここで いいんですか?

クーロン::ちょ……長老さま!?

イゴルタプ:わしも……その者らの眠れるチカラを
呼びさましてやろうと 思ってのう。

クーロン::まさか 長老さまが
こんな所まで 足を お運びになるとは……。

イゴルタプ:この者らの目には 希望の光が宿っておる。
光を 絶やしてはならぬ。
大樹の葉より 生まれいでし子らに
大いなる祝福を 与えん……。


主人公たちは
新たな じゅもんと とくぎを覚えた!
スキルパネルが 新たに 解放された!
カミュたちの潜在能力が 解放され
レベルが 引き上げられた!
主人公は 大樹が落ちた後に
はじめて訪れた場所のことを思いだした!
ルーラの行き先に ドゥルダ郷が追加された!


カミュ:すげえ……。チカラが 湧いてくるみてえだ。

イゴルタプ:勇者がいるから 邪神が生まれるなどという
誤った伝承が よからぬ因縁を生んだ。
主人公よ……。そなたが
その長きにわたる因縁を 絶ちきるのじゃ。
聖竜の加護が あらんことを……。

クーロン::長老さま!!

イゴルタプ:スピー スピー……。

神の民:ひさしぶりに 起きたから
きっと 疲れちゃったんだね。
起こさないように 連れてってあげよう。

グレイグ:さあ 主人公。地上にあるという
3本の聖なる苗木を 探しにいくとしよう。
そこから 邪神討伐の手がかりを見つけるのだ。
 


 

ドゥルダ郷


苗木に 手をかざしますか?


シルビア:……今の光景 みんなにも見えていたのよね?

セーニャ:主人公さまと同じく 左手に
アザのある方が いらっしゃいました。
もしや あの方は……?

ロウ:主人公 おぬしなら わかるはず。
あの お方こそ わしらの祖先……
伝説の勇者 ローシュさまに ちがいない。勇者のつるぎが 完成するところが見えたが
これだけでは 勇者の星に
何が起こったのか わからんな。
主人公よ。 別の苗木を 探すとしよう。

 

 

 

 

 

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