ラジオ体操 | 『走る編集ライター』トレーニング日記

『走る編集ライター』トレーニング日記

フリーランスの編集ライター、目指せ日本選手権三段跳び8位入賞!

今日はいつもより1時間早く、6時に起きてアサレンしてきた。
実家に帰るために8時に家を出ないとだめだからだ。


6時はまだ暗いですね、この時期。


真っ暗闇の中を軽くジョギングしながら近所の公園へ。

今日は休日だからか、時間が早いからか、
すでにたくさんの人がウォーキングしている。


僕がアサレンしている公園は、一周約400メールほど。
公式の陸上競技場と同じくらいの広さだ。
その周りを、30人から40人の人が歩いているのだ。


その中に僕も混じってトレーニングを開始した。
駆け上がる気持ちとともに、体も少しずつぬくもってきて、
いい感じでトレーニングに励んでいた。


するとどこからか懐かしい音が……


それは、ラジオ体操だった。


そうか、ラジオ体操をしている人もいるんだ。

そう思って回りを見渡すと、数人のグループが、
ラジカセの周りで雑談しながら、もうすぐ始まろうとしている
ラジオ体操の準備に入っている。


へえ、と思いながら走っていると、なにやら急いで歩きながらこちらに向かってくる人がいる。


急いでポケットからラジオを出している。


そして、ラジオから流れているのは、


これまたラジオ体操だった。


あんたもか。


そう思いながら、またトレーニングに集中した。

アサレンでは簡単な筋トレもインターバルでしているので、数分、自分の世界に入っていた。
一通り筋トレが終わり、よっこいしょと起き上がって、また走り出した。


そのときだった。なにか違和感を覚えたのだ。


さっきまでと、何かが違う。


そして、ふと周りを見渡すと、さっきまでたくさん歩いていた人が、いなくなっていたのだ。


あれ? 


そう思って周囲を見渡すと、なんと異様な光景が広がっていた!


みんなラジオ体操している!!


え? みんなグルやったん!


そう、なんかひとりだけ取り残されたみたいな感じになってしまったのだ!


さっきまで歩いていた30~40人すべてだから。

スゴイというか、異様というか。


ラジオ体操をしている一帯を、僕だけが体操をせずに走って通過するわけだけれど、
なんかこう、「あれ、あんた、ラジオ体操は? せえへんの。ふーん」
みたいな雰囲気で、なんか白い目で見られているような、なにしにここきたん?
みたいな感じで、妙に後ろめたい気持ちになってしまうのだった。


「別に僕はトレーニングしているから。ほら、シンドイことしているから」と、
へんに厳しい表情をしてみせる自分がいて、そしてそのひとり芝居を
完全に無視されているような感じで、せつなさをあおるのだ。


まだ世も明けやらぬ早朝の公園で、こんな光景が繰り広げられていたとは。

世界は狭いようでまだまだ広い。


そう思った1月13日の朝でした。