MT-09 手組みDE PIRELLI ROSSO CORSA Ⅱ | 山派の手帖

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ZC33S+CRF450L

またまた休み直前雨ということでね・・・

今日は全く乾く感じがしなかった。ので

タイヤ交換をしておきます。

ほら、もう全開で山走れるなんて割とあと僅か。

残りの良いシーズンを楽しむためです。

外したPOWERは、冬場のつなぎ用にキープしておきますよ。





そろそろ廃タイヤも持っていかないとね・・・





今回はフロントホイールのベアリングも打ち替えます。

まぁ予防交換というところ。






一応位置関係を測っておきます。

なんだかんだでかなり難しい作業だと思っているんですよねこれ。

作業自体というよりも、位置出しがね。






久しぶりのパイロットベアリングプーラーセットです。

チャイナコピーの安物ですが、いい仕事します。

セローと2台だからセルフでやりますが、1台だけならやらねー





セローの時のように土台部に下駄履かさなくてOKでした。

あぁーそうそう。傷を気にする方は、固定するホイール部に養生テープオススメです。傷入りますよ。





ゴキッという感じでほれ抜けた。






所謂ディスタンスカラーですが、変わった形で驚きました。

セローのは普通の切ったパイプみたいなのだから。

このフランジ形状はなんか意味があるのかしら?






抜けたベアリング。はいコリア。

最初のタイヤ交換の時に気づいたわけですがコリア。

ここまでコストダウンやるかーみたいなね。

いやいや分かるんですよ。こういう一点一点のコストカットで車体価格は決まる。

たとえ数十円でも、他それが数百点になれば雲泥の差が出る。

しかしねーこれは・・・

という事で、ささやかな抵抗としましてw 日本製ベアリングに交換します。





ちなみにパーツカタログで拾うと、純正価格1個 724円。

今回のNTNの互換ベアリングは 1個 580円。

ええっ・・・まぁ・・・

ヤマハ、相当のせておるな笑






ベアリングドライバーで慎重に打ち込みます。

実際のところ、圧入が間違いないのですよ多分。

センター出しが微妙なのよねぇ。次回走ってみて分かるか検証しましょう。

さて終わりでタイヤ交換。

PIRELLIです。絶対また硬いんやろ・・・と思ってましたがまぁまぁイケる。





丁寧目にPOWERを脱がします。再使用予定。




割と楽に入ったフロント。

今回のはドイツ生産のものでした。

なんでも、Ⅱの新技術である3マルチコンパウンドを製造できるラインが中国工場にないからだとか。

もう一つ、製造年月日が割と新しいのも多少影響あるのかも。








リアもまぁまぁ楽に入りました。

あーでもMICHELINと比較するとやっぱ硬いと思う。

これは剛性のとり方、設計の考え方の違いなのか?





Ⅱからフロント、リア共にPOWERのような穴が開いています。

ウェアインジケーターなのですが、どうもサーキットユーザー用のものらしい。





POWERのに比べると随分浅い穴なもんで、一瞬ライフめちゃ心配になりましたが笑

サーキット向けなら分かる。つかサーキット金かかりすぎるでしょ・・・





てなわけで完成だ。

ベアリング交換入れてもまぁまぁ早く出来ました。

流石にこう頻繁にやってますとね・・・笑

さぁ~楽しませてもらいますか。

あっ!今、秋の交通安全なんちゃらです!皆さん気をつけましょうぜ。