2023-XSR125フルエキゾースト サウンド動画UPしました。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様こんにちは。

4月第一週も早や週末となりました。

 

先日のYZF-R125/R15のサウンド動画に続きまして本日はXSR125 ショートオーバルフルエキゾーストのサウンド動画をUPしましたのでお知らせ致します。

 

毎回繰り返しで申し訳ございませんが、再生する環境によっては音質の聞こえ方が違いますのでよりリアルな音質でご視聴頂く為にヘッドホン等でご視聴頂けたらと思います。(スピーカー音量ご注意下さい)

 

また既に何度か書いていますが、XSR125はYZF-R125/MT-125と同じエンジンではありますが、車体とのマッチングを考慮してXSR125ではショートオーバルサイレンサーをチョイスし、エキゾーストパイプもYZF-R125/MT-125用とは異なり、完全専用設計で開発した商品になります。

 

こんなコンパクトなサイレンサーになりますので、共通のエキパイではパワー特性のみならず、音量も余裕でアウト(笑)な仕様となり、ショートオーバルを断念しようかと迷いましたが、XSR125ユーザーの方からの応援にも励まされて開発を続行。。。

 

最初に開発を始めたYZF-R125と共通でと頑張りましたが思う様にいかず。。。最初は触媒位置も前方に置いてましたが。。。

 

最終仕様の横からの見た目は超スッキリ(笑)、白丸で囲んでいるところはですね。。。

 

これは試験に合格して来たエキパイ(試作最終)になりますが、こんな感じでエキパイ反対側にはレゾネーターが装着されています。

オイル交換の際のドレンボルトもマフラーを外さずに出来ますのでご安心下さいませ。

まぁドレンボルトの兼ね合いでこの様な感じになっているんですけど。。。※またこの辺りは開発ブログでもう少し詳しく書いてみる予定です。

 

動画をご覧頂く際は、是非YZF-R125/R15のサウンド動画とも比較頂けたらと思います。※音量ではなく音質比較。

低音を効かせ、レーシーでワイルドなイメージのサウンドに味付けしたYZF-R125・MT-125/R15用フルエキゾーストに対して、XSR125は「音圧」を抑え込み、シングル独特の強いパルス感も軽減、バイクの持つ雰囲気も考慮して街中を軽快に走り抜けるイメージに仕立てており、音量を純正プラス3dBとしています。

XSR125の場合サイレンサーは小ぶりながら、同じエンジンでもフルエキゾーストの仕様違いでのサウンドの違いを感じて頂けたらと思います。

 

今回の開発はYZF-R125から始めたのですが、近未来的なネイキッドモデルであるMT-125の車体には相性良くフィットすると思ったのですが、XSR125を見た瞬間、ブログでも書きましたが同じエンジンとはいえ、XSRはXSRでしっかり似合うマフラーを造る必要性を強く感じてショートオーバルの採用を決めました。

 

JMCA認証試験では合格したにも関わらず、サウンドの追求で再試験を受験したりと中々スムーズにはいかなかったですが、結果として良いマフラーに仕上がったのではと考えています。

 

という事で品番・価格等は来週以降の決定となりますが、まずはサウンド動画のお知らせという事で宜しくお願い致します。

 

実はここ最近、休み無しで出社していましたのでこの週末はゆっくり連休を頂こうと思っています。

 

それでは皆様にとっても良い週末を。