XSR125 YZF-R125と共用するのは。。。長文です。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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皆様こんにちは。

来年1月の試験に向けてXSR125とYZF-R15、弊社にバイクが入って来た順という事と、アンダーカウル廻りのクリアランス確認もあり、本日はXSR125の作業から始めてます。

まずはノーマルマフラーを取り外してYZF-R125用フルエキゾーストがアンダーカウル等と干渉が無いかの確認作業から進めいくのですが、XSR125ってアンダーカウルが意外に大きいんですよね。

 

こうして見るとフロントパイプの大部分がアンダーカウルに隠れており、フルカウルのYZF-R125とは違い、結構クリアランスがタイトなんですよね。

YZF-R125のマフラー開発の際、実はMT-125とXSR125のアンダーカウルを取り寄せて確認はしてるのですが、万が一、干渉があるとエキパイのレイアウト自体変更する必要が出て来ます。

まぁ、こういう事も含めてYZF-R125/R15やXSR125を全て試験に合格してからのリリース予定としているのですが。。。

 

アンダーカウルを取り外すのは簡単ですが、参考までに順を追って見ていきましょう。

 

まずアンダーカウルの両サイドのカバーを外すと、アンダーカウルのボルト(黄丸)が見えますので、左右合計4点のボルトを外すとアンダーカウルが外れます。

次に純正マフラーを取り外すのですが、予めO2センサーを取り外します。

 

まずはカプラーを外し、次にエキパイ側のセンサーボス(M17)を緩めるのですが。。。

 

センサーコードが結束バンドで「これでもか!」って位、キツく締まってました。。。

断線の恐れはないのでしょうけどこういった辺り、アジアで造られたバイクだなと感じますね(笑)

因みにアンダーカウルのボルトもエキパイのスタッド並に締まっていたので、ナメ無い様慎重に外しましたです、参考まで(笑)

 

あとはサイレンサー部のボルト・ナットを予め緩めたら、フランジ部のナットを取り外し、マフラーを落とさない様慎重に取り外して終了。

慣れているとここまで10分足らずですが、急ぐ必要なんか全くないので一つ一つ慎重に作業をする様に心掛けて下さいね。

 

因みに上の純正マフラーがXSR125で下がYZF-R125の純正マフラーです。

外見のカバー類は似てませんが、反対側から見ると同じマフラーでした。

 

まぁ、エンジン(型式)も同じでスペックも同じですから当然と言えば当然ですが、私は何気に構造が違うのかな?と思っていました。

装着確認までしていませんが、ステー位置も同じ様ですしYZF-R125の純正マフラーもそのまま付くでしょう。

 

そしてYZF-R125用マフラーの装着確認、写真の角度が微妙に見えますが、余裕を持ってクリアランスを確保出来ている事が確認出来ました。

 

ここまでは良かったんですけどね。。。

YZF-R125用フルエキゾーストはベンチテストの結果として、長めの管長を採用しており、純正のサイレンサーマウント位置からプレートステー(アルミ削り出しの予定)を介してサイレンサーを装着予定です。

 

前回試験の際は間に合わず、取り急ぎタンデムの下からステーを取っていましたが、YZF-R125用センターパイプをXSR125に差してみたところ。。。

 

明らかに長そうです。。。という事で、サイレンサーをXSR125専用に作る事も踏まえてセンターパイプ以降は完全に作り直しが決定です。

方向は今のところ見えてませんが(笑)、まずはXSR125の慣らしを完了して次に進めたいと思います。

 

それでは。