NINJA ZX-25R マフラー開発始まります。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様こんにちは。

今週一杯予定がおしている状況なのに先週末は体調を崩してしまい、まさかの連休となりましたが、おかげでゆっくり出来たせいか本日は体調もほぼ戻り、朝イチから材料手配に見積もり手配等々順調にこなしております。

 

午後からはシャーシダイナモ上にあったYZF-R125を一旦降ろしてNINJA ZX-25Rに載せ換えて来月のJMCA認証試験に向けて採寸取りに入っているところです。

 

尚、YZF-R125に関して前回も書きましたが一旦今週はお休みして来週から開発ブログを再スタートする予定にしております。(今週は何しか忙しくてスミマセン。)

軽くこの週末での動きで言えば、XSR125が早ければ今週中に、YZF-R15が12月上旬に弊社に入って来る予定で、この2車種は1月のJMCA認証試験に向けて進めていく予定で、YZF-R125を含め一気にラインアップ出来たらと思っていますので、また開発ブログで詳細をお伝え出来ればと思います。

 

さてNINJA ZX-25Rに話を戻します。

マフラーカーバーを外すと純正マフラーはこんな感じになっています。

マフラー屋以外、気になるところは無いと思いますが(笑)、サイレンサーに繋がるゼンターパイプ(中間パイプ)がサイレンサーのセンターに接続されておらず、純正サイレンサー下側に接続されています。

 

何が問題なのかというと。。。

通常センターパイプはサイレンサーの中心で接続されるのが一般的で、そうなると陳腐な絵で恐縮しますが(笑)、こんな感じになるのですが、そうすると黄丸で囲んだ部分にぽっかり空間が生まれます。

先行開発されたメーカーがスリップオンを装着する際、一様にマフラーステーを介しているのはこんな理由があったのかと。。。皆さん苦労されていた理由が分かりました(笑)

 

最終的にはベンチテストで管長やパイプ径を選定していくのですが、どんな感じに仕上がるのかはそうした情報をリセットした上で進めて行こうと思っています。

実は本格的な慣らしはこれからで、ベンチテストもおそらく12月上旬頃からとなる予定ですが、今回ビームスさんがZX-4Rを購入されており、12月のJMCA認証試験では互いの車両をシェアして試験に臨む予定にしていますので、互いの車両をベンチテストする時間を考えれば余り時間に余裕は無さそうなので、しっかり進めていければと思います。

 

今週23日(祝)の泉大津フェニックスに「音出し」出来る状態でプロトタイプが完成すればいいのですが、どうなるでしょうか。。。

 

という事で今週も1週間、頑張って参りましょう。