2022YZF-R3スリップオン 認証試験の公式結果です。 | WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様おはようございます。

 

過酷だったJMCA認証試験当日は約7時間、そして昨夜から本日にかけて9時間半と、どれだけ体力無いんだという位、しっかり睡眠を摂りましたが我ながらよく寝れるもんだなと感心しています。。。(笑)

 

さて昨日、暫定値として書いた騒音試験結果ですが、加速走行騒音が全て間違えていました。。。スミマセン。

 

公式結果が出ましたので改めてお伝えします。

 

【2022YZF-R3(8BL-RH21J)】 スリップオンマフラー

 

・SS-OVALスリップオン  近接:92dB  加速:80dB

 

・ラウンドタイプスリップオン  近接:91dB  加速:80dB

 

・ショートオーバル(S.O.V)スリップオン  近接:94dB  加速81dB

 

上記の通りとなります。

 

また発売時期や品番・価格が決定しましたらあらためてお知らせしたいと思いますが、見た目(外観)は2022YZF-R25/MT-25用スリップオンと同じですが、内部構造の一部違いや、消音材(グラスウール)の仕様も異なっており製品自体が異なりますのでご注意下さい。

 

今回「JMCA認証番号」自体も違いますので、間違われて2022YZF-R25/MT-25用スリップオンをご購入されると車検には通りませんし、認証プレート番号が違う事で「違法マフラー」扱いとなります。

 

2022~YZF-R3オーナーの皆様には、くれぐれも専用製品(品番)のご購入を宜しくお願い致します。(2022~YZF-R3用製品には、車検時に必要な「純正触媒使用確認書(A4紙1枚)」、装着に必要なジョイントガスケットが同梱します。)

 

さて音量に関してですがすみません、加速騒音値がそれぞれ1dB間違えていました。

いずれにしても余裕を持ってしっかりクリアしておりますので宜しくお願い致します。

 

近接試験ですが、まずSS-OVALスリップオンから受験しました。

エンジンを掛けて規定回転数(R3は5,375rpm)に合わせて計測開始、計測終了時にアクセルを戻した時にアフターファイヤーが「ポン」と一発、その音を拾って結果、94.5dBを記録。。。

エンジン始動時にはよくあるのですが、2022YZF-R3に限らず2022YZF-R25、旧型車両のR3もそうですが、アフターファイヤーが凄く出るバイクです。

もちろん純正マフラーでも同じでアフターが出ているんですが、旧型式車両はエンジン下のタイコ部分で音をある程度抑え込まれているので気が付きにくいかも知れませんね。

 

さて1回目の記録は94.5dBなので公式記録としては95dBとなるのですが、仕切り直しで再度測定開始、その結果、91dBジャストとなりました。

そして再度計測開始してその結果は92dB(実測値で91.6dB位だったと思います。)

2回合格した高い方の数値が採用となりますのでSS-OVALの公式結果は92dBとなります。

 

次に同じ様にして測った結果、ラウンドタイプは91dBとなりました。

 

最後にショートオーバルの計測をしたのですが、近接待ちの車列で少しエンジンが冷えたのか、またまたアクセルを閉じる時に「ポン!」と音が跳ねて結果94dB、2回目は92dBでしたが、規定回転数より少し高目な5,500rpmに近い回転数であった為、この記録は抹消、もう一度測定に入ります。

 

この測定ですが、タコメーターで回転を合わすのではなく、電気信号で回転を拾います。

この5,350rpmでもない、5,400rpmでもない、この5,375rpmにアクセルを調整するの本当に難しいんですよね(笑)。。。そして出た結果が93dB(実測値は92.6dB前後だったかな?)

 

試験はこの5,375rpmに合わせた瞬間に計測するのではなく、5,375rpmに合わせてから3秒以上維持、そしてアクセルを全閉したところまでを記録したデータで一番大きく出た音量数値が採用になります。

なので車検時の音量測定と違い、条件的にかなり厳しい試験運用となります。

近接騒音のアクセルワークを担当してくれた方は、かなり上手かったのですがそれでもエンジン回転数を一定に保つのは難しいですね、私はちょっと苦手です(笑)

 

という事でショートオーバルの公式結果は94dBとなりました。

 

本来、私は公式結果が94dBになった場合、規制値には収まっているものの製品化するかどうかの判断にすごく迷いますし、製品化せずに再度試験に持っていく事もあります。

各社それぞれ考え方があるのであくまでも弊社の話ですが、基準値ギリギリは正直嬉しくない結果です。

 

ただ今回に関しては実際には92~93dBと安定して規制値に余裕が十分あったのと、一回目がアフターを拾っての94dBという事で、帰阪する車の中で考えた結果、音質自体も聞き心地が良い音質ですし、このまま商品化する事にしました。

 

という事で無事すべて合格、無事3種類ともリリースする運びとなりました。

昨日のうちに申請書類関係は済ませましたが、来週は連休が絡む事もありますので、最短でも10月中旬のリリースになると思われます。

 

この『YZF-R3 WGP 60th Anniversary』モデルは限定240台という事ですが、思っていた以上のお問い合わせを頂いており、なるべく早くお届け出来る様に準備を進めて参りたいと思いますので今しばらくリリースまでお待ち頂けたらと思います。

 

繰り返しになりますが、2022YZF-R25/MT-25用スリップオンとはJMCA認証番号や仕様が異なりますのでくれぐれもご注意下さいませ。

 

さてさて明日から3連休、そして来週金曜日からまた3連休という事で、皆様には大変ご不便ご迷惑をお掛けする事になります。

今週末は台風の影響が各地に出そうですが、皆様にとって良い週末をお迎え下さいませ。

 

気が付けば年内の実質稼働日が既に70日余りとなってきました。

取りこぼしの無いようにしっかり進めていきたいと思います。

 

それでは。