ジクサーSF250 ノーマルベンチテスト ライバル車比較?? | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様おはようございます。

本日土曜日は、営業の方はお休みを頂いてマフラー製造工場のみ稼働しております。

 

昨日、ノーマルマフラーでのベンチテストを行ないました。

 

なかなかのデータが取れたというか、ポテンシャルの高さを感じる力強い内容でした。

ノーマルマフラーは静かながらそれでも力強いパワー感が感じられて改めてジクサーSF250に惚れ込んでしまいました。。。もうホント、油冷好きオヤジですが(笑)

 

そのデータがコチラです。

 

ジクサーのカタログスペックは【19kw「26ps」/9,000rpm】という事になっていますが。。。ベンチテストではあくまでも弊社のシャーシダイナモでの計測という事ですがそれを上回り、26.8馬力をマークしました。

 

発生回転数も公式の9,000rpmよりも高い回転数となりました。

 

これってなかなかのデータだと思います。

 

他メーカーのシングルエンジン250ccと比べてカタログスペックの馬力が他車よりも低かったのでどうなるか大変興味があったのですが。。。互角以上の結果です。

 

本日はノーマルでのベンチテスト検証やノーマルマフラーの事についてはまた今度書いてみる事にして、上のグラフだけでは一般の方は分りにくいので、ジクサーSF250とライバル車のスペック比較をサラッと紹介しますのでジクサーSF250オーナーやオーナー予定の方に楽しんで頂ければと思います。

 

※ パワーグラフはあくまでも弊社測定においての比較データです。

   パワーグラフはあくまでも参考程度に楽しみ半分で見て頂ければ幸いです。

 

※ グラフは赤線がジクサーSF250で黒線が対象ライバル車です。

 

まずはCB250R「27ps/9,000rpm」との比較データから

CB250RはトルクもジクサーSFより上回っており、中高速にかけてパワーグラフが盛り上っていますが9,000rpmからはパワーも落ち込み、その点ジクサーはレブリミットまでパワーカーブが上昇いしている事が分かりますね。低回転域でもジクサーのポテンシャルが見て取れます。

 

次にCBR250R「29ps/9,000rpm」との比較

流石にカタログ上、3馬力の差があると。。。っていう風には案外ならず、低回転域ではジクサーに分があり、高回転域においても善戦してるのが分かります。

これはジクサーSF250がカタログスペック以上のパワーグラフを描いた事による要因ですね。

因みにジクサーはメーター読み10,000rpmでリミッターが効いています。

 

次にNinja250SL「29ps/9,700rpm」との比較です。

これはNinja250SLが公式データに対して非力なのではなく、通常カタログスペックよりシャーシダイナモ上でのベンチテストデータは低く出る傾向が当たり前なので、ある意味ジクサーSF250のポテンシャルの高さを証明するカタチとなりましたが、Ninja250SL自体は開発で乗りましたが、グラフに表れる様な「波」は感じれず、大変スムーズだった事を記憶しております。

 

という感じで、あくまでも弊社計測での比較データですが、興味深いデータとなりました。

 

実際には乗ったフィーリングや車両重量差等々、単純比較出来ない要素はたくさんありますが、ライバル車と甲乙付けがたい魅力がジクサーSF250にある事がこれで分かる様な気がしますね。

 

本日は量産のお手伝いなのでまた来週から開発に戻り、頑張りたいと思います。

 

それでは皆様には良い週末を♪