仕様変更依頼。 | WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様おはようございます。

本日から11月に入りましたね。

今年は例年以上に1年が早く感じており、これは充実しているのか、はたまたボケが進んでいるのかのどちらか(笑)だと思う位にアッという間の10ヶ月間でした。

 

思えば今年は海外出張も無く、本当は今週末から「ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)」に行くと去年から決めていたのですが。。。それは全日本ロードレースに変更と、やはり気が付くと何だかんだで忙しい一年だったという事でしょうか。。。

 

この業界に長く居てるのに海外のショーはアジアのみなので(笑)、来年こそは!と考えています。

因みにモーターサイクルショーとは違いますが弊社社長は本日早朝から飛行機に乗って東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF 2018(第29回日本国際工作機械見本市) に行ってます。

何を買うつもりなのかどうか分りませんが(笑)、「相談無く勝手に決めんといて」とだけは伝えました(笑)

まぁ、機械を買う前に台風被害による補修工事とかもあるので大丈夫だとは思いますけどね(笑)

 

 

さて話をタイトルに戻しますが、GSX-R125に上写真のフルエキゾーストを装着し、そのままレースにも参戦している方からの仕様変更の依頼が来ました。

 

その内容ですが、おそらく11/25開催の鈴鹿モトチャレ第4戦という参加型レースに参戦されるのだと思うのですが、レースレギュレーションに応じた対策依頼でした。

 

そのレギュレーションですが、「エキゾーストパイプ先端は板厚が2mm以上で、先端部のRは0.5R以上必要」という事が定められています。写真白丸の様にチタンオーバルですとその条件を満たす帯が巻かれていますが、ラウンドタイプの場合は出口径がφ76.3と大口径のエンドが端面処理は施していますが、微妙にレギュレーションには対応出来ていません。

 

基本的にレース仕様マフラーでは無いので仕方の無い事ですが、これを「レースに使いたい」となるとやはり対策が必要になります。

 

という事で先端部に「帯」を巻く事にしました。

具体的にはというと、まずはエンドピースと同じ径(φ76.3)のパイプをメタルソーでカットします。

 

まぁ、こんな感じですね。

それを端面のバリを綺麗に取ってから今度はこのパイプ径を拡げます。

 

これはパイプを口拡する機械で、写真の様に径を設定し、拡げます。

 

エンドピース外径に丁度になる様にして差し込み、後は端面を大きなRになる様に溶接します。

 

こんな感じに。

あとは軽くバフ研磨して色目を合わせて終了。

仕上がりアールはレギュレーションの0.5R以上に対して1.5Rで仕上げましたのでレギュレーションは余裕でクリアです。

 

モトチャレの様に参加型レースですと、普段使いの公道用マフラーでレギュレーションに満たす様に車体を整備すると気軽にレースに出場する事も可能ですね。

 

特にこのGSX-R125用マフラーの場合、燃調がノーマルのままでも存分にパワーを発揮してくれるので、下手なレーサー仕様なら間違いなくこっちの方が速いと思いますね。

 

因みに加工費用は仕様により異なりますが1,000円~1,500円(税抜き)程度です。

送料等は別途掛かりますが、こんな加工にも対応しています。という事例でした。

 

ただし、消音に関するサイレンサー内部の構造変更や、触媒を取り外す作業等、JMCA認証マフラーとして公道を走れなくなる加工・改造は如何なる場合にも受け付けませんので念の為、お伝えしておきます。

 

レースといえば一昨日、TT45相馬利胤選手から「2018岡山選手権JSB1000クラスのチャンピオンを獲得しました」との連絡を頂きました。

 

今年は弊社マフラーではなく、BEAMSさんのマフラーを使っているので会社的には関係ないのですが(笑)、個人的にはそれがサポートになるのか分りませんが、豊中BOSSと共に悩み相談室を開催していましたので(笑)、無事チャンピオン。。。いや、私的には地方選手権なら当然としてチャンピオンを獲ってくれると思っていましたが、相馬選手にとって今年は悩みに悩んだ1年となりましたね。

 

今年の相馬選手を見ているとこの写真でさえ、悩んでいる様に私の目には映ります。。。

先にも書いた通り、マフラーサポート等はしていないのですが、今年もツナギには「WR'S」エンブレムを付けてくれています。(写真では見えませんが)

 

ダンロップのテクニカルアドバイザーとしてサーキットで活躍していますが、アドバイスを求めたいのは本人自身だったかも知れませんね。

 

レースにおいては何を言ってもリザルトこそが全てです。

そこに「タラ・レバ」は通用しないので、そういう意味ではチャンピオンになった事は自信を持つ第一歩だと思いますね。

厳しい見方をすると彼はもう38歳で、レーサーとしてはピークを超える頃にさしかかっているので、悩まずに是非、一歩一歩着実に目標を見据えて来年も戦って欲しいと思います。

 

相馬君、チャンピオンおめでとう!

近く、豊中BOSSと一緒にお祝いしましょう。

 

と、その前に今週末は豊中BOSS、そしてピコ(笑)と一緒に全日本ロードレース(鈴鹿)の観戦に土曜日から行って来ます。

 

それでは今日はこの辺りで。