夜毎白い木綿のパンツの下の
くいこんだところ、ふわっとしたところ、くりっとしたころに
手を這わせる
嫁は今度は
股の下に生きたねずみの半割をはさんでいた
こんなふうに彼女風に隠して はやしたてる
やんわりやんわり
こっちが顔色をなくしたのを下目でぎょろっと見届けて
足指で俺のふくらはぎをつねってみせる俺の嫁
なんだ と体を起こすと流し目をよこして けしかける
はんなりはんなり
一撃で俺の下半身がしーんとまいったのをわかって
耳にタコのできた例のわらべ歌の節ではしゃぎはじめる
地ぞうさんには小さすぎ 小ぞうさんには大きすぎ
その繰り返しのたびに眼をくるっとまわして見せる嫁 見守る俺
こうして十五夜の夜があけていく