ふふC5のバッテリーが上がった(ToT)

最初パーキングブレーキがおかしい‥


という警告がついたので、

あっ、壊れたかー(T_T)と思ったが、何のことない、電圧低下による誤動作だった(さすがフランス製)。


ネットで、1万くらいのLN3規格のバッテリーを注文して、待機中。

ディーラー交換すると何だかんだと5万円くらい取られるようで驚愕。あれっ?もしかして、迂闊にはずすとイモビライザーでエンジンかからないとかあるのかー‥

と調べていたら、AI先生が喋り始めた。


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ブラックボックスと曖昧な線

シトロエンC5のバッテリーが上がった、という話から‥


調べてみると、C5のバッテリーはLN3。

ACデルコなら1万円ちょっとで買える。

自分で交換すれば、それで終わり。


が、ディーラーに頼めば、5万円近辺とかになる。


もちろん

単純に「1万円のものを5万円で売っている」という話ではなく、店舗設備維持、会社人件費、保証、責任も引き受ける。


それら全部含めた値段だ。


ただ

少し妙な構造ではある。

バッテリー交換は、決して高度な整備ではない。

今の車は昔ほど壊れなくなった。


そのためディーラーは、

オイルやバッテリー、ワイパー、フィルター交換といった比較して単純な作業も大切な収益源になっている。

そこへ


「安心、安全」
「コンプライアンス」
「責任」

という話が乗ってくる。


危ないから触らないで。

何かあったら困る、自分ではやらないで。

異常があれば、とにかく持ってきて。


そして車はブラックボックス化していく。

今度は運転する側も、中身を知らなくなっていく。



少し音が違う。

警告灯が一つ点いた。

いつもと動きが違う。

と、


「壊れた」
「不良だ」

「なんだ欠陥か」

となりやすい。


またそんな反応が増えれば、ディーラーの側もさらに慎重になる。


細かい説明をして誤解されるくらいなら、何も触らせない方がいい。

ユーザー自身に判断させるくらいなら、全部こちらで処理した方がいい。


結果


ユーザーが分からないからディーラーがブラックボックス化し、ブラックボックス化するからユーザーがさらに分からなくなる。


その循環ができてしまう。

これディーラー側も同じで、クレームのリスク回避で、壊れた部品だけでなく、怪しそうな場所は丸ごとユニット交換するため、何が原因だったか分からない。やはりブラックボックス化している。


またこれは

いわゆる~ハラスメント問題とも、

かなり似た構造を持っているかもしれない。


対人関係で、傷害、強要、恫喝が良い訳ないが、

それの解釈が拡大的に広がっている現代で、

少しでもそう受け取られない方法として、


「話しかけない」
「仕事以外の話はしない」
「個人的なことには触れない」
「目線は合わせない見つめない」


という方向が徹底されると、今度は人間関係そのものが成立しなくなるのではないか。


ここでも結局、

どこに線を引くのか


という問題が出てくる。

さらに考えると、そもそも

「正しい線をどこに引くか?」


という話ではないと思う。

現実にはそんなきれいな線はない。


人との距離もそうだし、機械を扱う時の危険度もそうで、セーフとアウトな境目は連続している上に結構よく動く。


相手との関係によっても違う。

経験によっても違う。

状況によっても違う。


しかし会社やメーカー、法律は、運用するためにどこかで境界線を引かなければならない。


で便宜上線を引く。が そのうちに、

便宜上引いた線が、現実に存在する境界であるかのように扱われ始める。


さらに何か問題が起きるたび、その線は少しずつ安全側へ移動していく。


最後には、

判断しないことが一番安全


というところへ行き着きつく。


自分で車を触らない。

自分で正常か異常かを判断しない。

人間関係でも踏み込まない。

相手の反応を見ながら距離を調整することもしない。


確かに、それで失敗する確率は下がるかも知れない。

しかし、その代わりに、

判断する能力そのものが落ちていく。


機械なら

「この音なら普通だろう」
「これは少し調べた方がいい」
「これは危ないからプロに任せよう」


人間関係なら、

「楽しそうだ」
「少し引いているな」
「ここから先はやめよう」
「今ならもう少し話しても大丈夫そうだ」


と思ったり感じ取る能力。


本来は、最初から何もかも禁止するのではなく、

少し進んで、様子を見て、必要なら戻る。

違えば修正する。


そういうことの繰り返しで、距離感というものは身についていくのだと思う。


失敗を完全になくそうとすると、その練習をする場所までなくなってしまう。


するとますます判断できなくなる。

判断できないから、さらにルールが増える。


そう考えていくと、今の社会で本当に失われつつあるものは、

曖昧なものを、曖昧なまま扱う能力

かもしれない。



何でも白か黒か 決める。

安全か危険か。

正常か故障か。

セーフかアウトか。


しかし現実の大部分は、その間にある。


安全な社会というのは、何もかも線で囲って、誰にも触らせない社会ではなく、

曖昧なところで考え、様子を見て、必要なら引き返せる人間がいる社会

かもしれない。


……と、

ここまで話を広げておいて何ですが。

そもそもは、 

シトロエンC5のバッテリーが上がった。

ただ、それだけの話でしたね。


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いや先生
本当にそれだけの話なんですよ(-_-;)‥ (なんでそんな話ひろがるんすか‥)