以下をブログに張れと言うので、貼ります(笑

題名:

『バイクではなく、チャリンコ』


副題:

古い自転車を直していたら、半世紀たっていた

少年時代、自転車は、初めて自分の力で遠くへ行ける乗り物でした。

高校の卒業式よりも自転車旅行を選んだこと。

父親の残した片倉シルク。

消えていった自転車メーカーと自転車店。

亡くなった職人が作った部品。

古い変速機へ、現代のダイニーマ繊維を通す実験。

捨てられていた反射鏡へLEDを仕込み、四十年以上前の真鍮製ポンプヘッドと現代のポンプを組み合わせる。

うまくいくこともあります。

機械的には成功したのに、実際に使うと不便で、元へ戻すこともあります。

これは自転車の整備技術を教える本ではありません。

夢中になったものは、その人の中に何を残すのか。

それを、古い自転車、部品、職人、父親、失敗した工作を通してたどる、自伝的な機械随筆です。

代表記事

長沼義雄の長沼製作所 備忘録
亡くなった自転車職人の仕事、人柄、欠点、そして消えていく記憶について。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12491973642.html


フロントディレイラーをロッド式にしたくて……
自作機構は動いた。しかし、動くことと使いやすいことは違った。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12766647484.html


変速ワイヤーをダイニーマへ替える
古い自転車の構造へ現代の繊維を組み込み、金属ワイヤーとは違う使い方を発見する。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12801027968.html




『時計は、時間だけを刻まない』

古い時計と、時計士と、私の二十年

正確な時計ほど、好きになるわけではない。

ブランドを疑いながらブランド時計を持ち、古時計の精度を測り、バンドを替え、修理へ出し、何年も待つ。

父の形見の時計を、父が亡くなった後になって、少し好きになる。

古い時計を直せる職人も、時計と一緒に歳を取っていく。

時計を集める人から、時計と職人の時間を見届ける人へ変わっていった記録です。

代表記事

親父の形見かな、これ
特別な時計ではなかった。しかし、父親の見え方が変わると、時計の価値も変わっていく。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12491973106.html


時計士さーーん 廃業?
五年以上預けた三本の時計と、古時計を直せる職人の時間について。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12748577982.html


よくもつな、このセイコースピリッツ SBFV005
十八年間使った時計を前に、昔の自分の評価が間違っていたと認める。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12874968834.html




『出向先が、いちばん楽しかった』

会社ではなく、仕事に仕えた営業人生

一枚のファクスで、担当していた事業が消滅する。

社内では「倒産組」と呼ばれ、古い雑居ビルへ出向する。

設備らしいものは、古い机と電話だけ。

周囲からは気の毒がられましたが、その時期が会社員生活で最も面白かった。

その後、社内の花形部署へ移ると、逆に仕事がなくなったように感じ、会社を辞めました。

営業とは、物を上手に売ることではなく、

人、技術、組織の間に、まだ名前のない仕事を作ること。

そう考えるようになるまでの仕事自伝です。

代表記事

出向先での仕事
周囲からは不本意な異動に見えた。しかし、古い机と電話から仕事を作った時期が、最も楽しかった。
https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12491972734.html


営業という仕事が好きな理由
紛糾した会議で、事実、誤解、感情、期待を分け、もう一度話せる状態へ戻していく。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12491973623.html


人に仕えるのではなく、事に仕える
仕事の目的を見失わないことと、人を置き去りにしてしまう危険の両方を考える。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12773331921.html




『21世紀になってから相当経つのに』

身の回りの小さな違和感から、世の中を考えた二十年

駅前にある、妙に小さなコンビニ。

流行色を作る業界。

安く買いたたかれる職人仕事。

世間の手のひら返し。

善意の「頑張れ」。

父親が戦争から生還した理由。

AIの、もっともらしい答えへの違和感。

大きな思想から始めるのではなく、

目の前の「なんだこれ?」から、世の中の構造を考える。

雑文という形で残った、思考の記録です。

代表記事

流行は起こるものではなく、作るもの
消費者は業界に操られていると思った。しかし、服飾業界の知人の一言で見方が変わる。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12491973231.html


亡父の話
戦争末期の南方から生還した父が、最後にたどり着いた「運」という考え方。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12491973599.html


「頑張れ」という正義
人を励ましているつもりの言葉が、頑張れない人を苦しめていたかもしれないと考え直す。


https://ameblo.jp/wrongnet/entry-12491973835.html