その日は

昼間は天気で暑かったが、夜になると涼しく気持ちいい日だった

首都高速環状線を、すいているなか C5でユルユル走っていた。

 

窓は全開

 

入ってくる風は乾いていて涼しくて気持ちいい。

 

道は空いているが、前方 左走行車線を、赤橙をつけた白バイが走っている。こちらは追い越し車線。

 

まあ

夜風を感じながら~ ~の、のんびりドライブ気分なので、あまり気にせず

 

かといって抜くわけでもなく、後をついていく。

 

首都高は

当時、設計上の想定最高速度60kmという(東京オリンピックに開通。の突貫仕事で、検討時間が無かったことも有) 

とても高速道路とは思えない、キツイコーナーがいたるところにある道路だが、

 

コーナー出口を意識して、手前から滑らかにロールを入れること。

これだけを心得て走っていくと

 

相当なスピードで駆け抜けることが出来るのと、その時のロールのかかりとの一体感が気持ちよく

スピードを出さないでも、すごく楽しめる道なのだった

 

白バイの先に90度のコーナー。走行車線の 白バイも 深くリーンしながらコーナーを曲がっていく。

 

自分も ゆっくりとロールを入れながら 追い越し車線をそのままのスピードで、でもバイクは追いつかぬよう コーナーを抜けていく。

白バイの先に 車が、速度を落とす白バイ。 


追い越し車線は車がいない。

自分はそのまま追い越し車線を走りながら、ゆっくり白バイや車を横目に抜いた。


ちょっとすると、白バイが後ろについてきた。

車の流れに乗ってるから問題ないよな、、、と思いながらも、

走行車線も空いてるので、そのままゆっくり左車線に移る。 

白バイはそのまま右車線を 赤ライトをまわしたまま走っている。

 

そのままの体制で 先の2つ3つのコーナーをゆっくり抜けていった。

前に車いないし、都会の景色も綺麗だし、夜風がすごく心地よい。。

 

いいねーーー( ゚Д゚)。。。(のんびりするよな~)

 

 いきなり

 

耳元で 大音響のサイレンが鳴った。。耳に突き刺さるような 突然の大音量

 

オオッ!! (゚Д゚;) ナンダッ!

 

驚いて 思わず ブレーキを踏んだが、、

 

右後ろの白バイが 短く サイレンを鳴らしていた。

窓全開状態で、いきなり近距離で鳴らされたのでびっくりした。

 

白バイは すーっと 自分の真横に付けてくると、白バイ隊員と 直接目が合う。

走行中の車とバイク、2mも離れてないよな、、

 

「運転手さん、ここ50kmだから、50km!!」


白バイ隊員は こっちをみながら、

片手ハンドルで、左手を広げこちらに指5本 で示してくる。。。

 

はぁーーー?、、、、

なんか横寄せて止まれとか言われんのかな?


車を走らせながら、なんとなく白バイ隊員と目を合わせ続けている、

が 白バイさんの目はなんか優しい、

というか笑っていた…

すると


「運転手さん、ここ50km、ですからね。

気をつけて!」


白バイの人は左手で軽く挨拶すると

そのまま行ってしまった。


こちらも挨拶されてつい、窓から片手を上げて挨拶しかえしたのだが…


大昔に…

友達がジムカーナ車で高速をとんでもなく飛ばしていて、追いかけてきた白バイにつかまったとき


「あんた 腕良いね、

でも危ないからー…気をつけてっ!」


とだけ言われて立ち去っていった話を思い出した…



まっ

そんなスピード出しちゃいないが

(良いとこ70キロ)

なんか

清々しい夜なのであった。




その後 

メーター読み70数キロ程度と思っていた車速が実は、タイヤを大型化したせいで80キロ越えになることがわかったのだった…(__)