先日の納車から、面白いわーと 走り回っているジャガー。
乗り味は こうなんというか、、古典的。
おうような乗り味っていうのかな?? うまく説明できないが、
まあ一言でいえば 「味がある」
になっちゃうかな。
大排気量のGTカー。 足回りからの激しい突き上げなんてなくて、柔らか。
でも、コーナを回ると 足回りはフワフワしないで、きちっと気持ちよく方向性が決まる。
それにハンドルを切ったら切っただけ後輪がついて行って曲がっていく。
へーーーー。 凄いなこれ
"懐が深いっ" て、、こういうの言うのかな?
細い、連続コーナーみたいなとこを 高速で走ってないけど、高速道路のコーナー程度ならば、フワフワせずに 乗り心地もよく、しかも安心感が良い。
「ほぉーーっ、、、、」
コーナーで 少々 行き先がずれて、アクセル踏んだり、ハンドル切ったりすると、 フワンっとした感じで、行きたい方向に鼻を向ける。
アクセルを踏む 外す、ハンドルを少し切り増しする、戻す。 ブレーキで車体の態勢を作る、、、、
凄く基本通りで FR車の 基本ってこういうのかなーー。。。
と、 分かったような事を考えるのであった。
で、
先日から ジャガーの後輪独立懸架(IRS)の記事を見てるとーー。
なるほどーー サスからブレーキから何からまで 全部一式 サブフレーム化して、それを後部ボディーにゴムを介して取り付けているのがジャガーの脚という事だった。 なるほどー、乗り心地が良いのは その間にあるゴムのおかげもあるんだーーー。
さらに見ていくと、IRSのサブフレームごと、ボディと接合部で ゴムが捩れるぐらいのわずかに、コーナー進行方向に振れるそうで、、
つまり 受動的にリアステアするという事が書いてあった。。。
へーーー。
80年代か
ホンダが AWS(オールホイールステアリング)とかいって、 後輪サスが やっぱり捩れて コーナー方向に向くことで回頭性を上げるってサスを採用していた。
その後 パッシブタイプから、よりアクティフ゛に(油圧とか電動とかで)後輪を動かす。例えば日産 HICASみたいなのが流行になったが、、
1960年代初頭に(ジャガー Eタイプから)、ジャガーはそんな事してたんだーーーー。。。
凄いなーーー。。。。と
欧州の 車の技術史に触れた思いがして、、感動していたのだった。。。。。
まあ 後 このサブフレームユニット(IRD)を 便利に使って ワンオフの車や 車両改造を行う マニアが世界に多いこと多い事(笑) 。。。
世界は広いな大きいな と思った今日この頃です。