もう購入から二年近くたっているんだなーーと、感慨深いポルシェ

まだ、数千キロしか乗っていないので、乗りなれたとはとても言えないのだが、もうすぐ車検で修理屋社長に持ち込んだ。

 

調子は相変わらず良いのだが、走って最初 エアコン吹き出し口から、オイルの匂いが、、、、

 

「あっオイル漏れ。。。ヒートエクスチェンジャーかーー」(T_T)

空冷ポルシェは、普通の温水ヒータの代わりに、空冷フィンの周りにこのヒートエクスチェンジャーってパイプが複雑になっちゃったようなもんが付いている。

フィンからの熱気で、あったかくなった空気がここを通って、車内に導かれるという仕組みで、

オイルが漏れてここに入ると、猛烈に車内がオイル臭くなる。

 

面倒だなーー。空冷ポルシェはオイル漏れはしょうがない と思っていたが、結構な量が漏れると、ここから匂うと聞いていた気もして、

 

けっこう もれてんのかなーーー?。。

「はぁぁぁぁー('Д')」 長嘆息

 

社長に見てもらうと、タイミングチェーンカバーからの漏れだけで、それ以外はないとのこと。

定番の タペットカバーからの漏れとかは全く無かった。 

 

「ふーー。良かったと思った」 が、

「どうせマフラー外すし、ついでに出来りゃよかったのになー」と社長

 

改めて、下からエンジンを覗くと いやーー実に 複雑な仕組みだ。簡単な空冷なはずなのに、なんでこうまで複雑なのか?

 

まー答えは決まっていて、そうじゃないと「ユーザーが納得しなかったから」、だけなのだが

 

さすがに、これではまずいとこの次からは、「空冷から水冷」になった。 

 

長い911の歴史は 「空冷」というより「油冷」。だという言い方をする評論家とかもいたが、、、

 

まあそれは、多分に「空冷」という 古のシステムを固持するためのオイル量の増大だったし、

また、空冷は古臭いというどうしても避けて通れない、メカニカル的な点での突っ込みをかわす、

メーカーの言い訳だったような気がしている。

 

メーカーももちろん水冷にしたかったろうが、

 

「ポルシェは空冷」というユーザー(及び自分のようなオタク)の声が無視できなかったのと、

80年代後半、あえて そんな声は気にしないで 古臭いと思っていたメーカ自身が 「RRも空冷も捨てて」 

満を持して出した 944とか928とか 新しい時代のFRポルシェが、

 

911のような好事家のアイコンにはならなかったから。という事だもんなーー。。。

 

まあ、

車ってのは 本当に

 

性能以外の 恣意的な理由で、その存在意義と価値を発揮するもので、

 

エンジニアリング的なネガが、逆に個性的で素晴らしいという、逆評価を生むところが 

嗜好品である「機械式時計」とかと同じだよなーーと思うところである。 

 

まあ、男性向けの「動く宝石」。 ステータスってのがやっぱり大事なんだろう。

 

販売するためにレースに出る。レースに出るために 販売で稼ぐ。

いろいろとメーカーにも言い分はあるものの、

 

一方の買う側は、「車の本体 + 車にまつわるストーリー」とセットになってることで、高くなってることにお金を出す人は納得してんだろうから、まあ しょうがないよなーーー、、、、、

 

と、、、、、、どこまでも妄想していると。。

 

(社長から)

「おいっ !。で、 このパッキン替えんのかよ!?

替えんなら 適当にどっかで探して来いよ! 

ほんと 面倒くせー車だな。」

 

めんどくさい、、そう。 

 

車フリークの無責任な言動と偏愛が、

車の正常な進化を抑えて、

このように 無理に無理を重ねたようなエンジン構造になるんだよなーー。

でもーーー、

そのつけを払うのは結局 ユーザー自身だからーーー

 

まっ いいのか。

と、思ったのだった。