晴れたのでサビの心配がない気安さより、アルファに乗る。

車を受け取りに行くと、運転席側の窓がどうも変だ、、斜めになっているような気がする。試しにレギュレータハンドルを回してみると、明確に渋い、そのうち窓が完全に斜めになってしまい挙句に動かなくなった。。。 あーあー、、、、

そのまま出ようかとも思ったが、雨降ってきたりしたら面倒だしなー、、、

しょうがないので、ドアの内張りを剥がす。

どうせ内張りの補修をしようと思っていたからちょうどいいや(T_T) と自分に言い聞かせる。 

 

この車、昔にレストアされた時、板金、溶接、腐り交換、防錆その他ボディワークは完全にやってあるにも関わらず、内装が実にやっつけて仕上げてある。

使用している内張りのタッピングビスはまちまち サイズもバラバラ、中にはタッピングではなく普通のネジを無理にねじ込んでたりして、、もちろんそれさえも、付いてるだけマシって感じで、数か所に一個は省かれてたり、、艤装類はすべてワッシャー無しで取り付けられ、それも取り付け位置とネジ止めがいい加減なので、ハンドルとかブラブラ、何度か動かすと取れる(笑)。 Cピラーとか元からの衝突保護パッドが無かったり、化粧レザーが無くて、下の鉄板がむき出しになってるとこもあったりして、、色が落ちた内装部分は適当に、黒塗料でパー吹きしてるようなとこもあったりして、、 多分、前のオーナーが内装は金が無くて自分で組んだんだろうなー、、、

 

という事で、、内張りを外して中のウィンドウレギュレータの状態を見る。この当時のイタ車って、ワイヤーをドア中の四方にクロス状に貼り、それを上げ下げして昇降するタイプ。

ハサミを横にしたような形状の、エックス型の板金板が開閉 上下してガラスが上がるタイプではない。

で、案の定 この四方に付けてある滑車の一つからワイヤーが外れている。

 

付けようとするがどうしてもワイヤーが滑車に引っかからない。。んんんんーーー(・・? 

レギュレータハンドルの部分を回して、ワイヤーを巻き取っているギア部分を見ると、、あーー、ワイヤー同士が絡まってる(T_T)

レギュレータのギアをドアから外し、前後にギアを動かしながらワイヤーを緩めながら 隣同士で絡まっているワイヤーをドライバーでこじりながら外していく。。しばらく格闘してようやく ワイヤーが普通に動くようになった。そうなったらちゃっちゃっと組む。 ワイヤーの張りはレギュレータの取り付け位置がある程度動くようななっていて、これで調整するようになっている。

エンジンのVベルトの張り具合をオルタネータの位置で調整するのと同じですな。

(あっ思い出した、、、 Vベルトが緩んでて キュルキュル音が出ていたのだった、、、締めないと、、、)

 

うーん走るだけのつもりがすっかり修理になっているがーーー