先日 芸術系の偉いおっちゃんと飲んだくれていた。知り合いでよく飲むが会話は全く覚えていない。 数日後 そのおっちゃんの記念公演の招待券が送られてきた。有名な劇場だ。
ははぁー  、、 人が入んねーんだな(笑) 
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しょーがねーなー、で、ちょっと開演に遅れたが当日劇場に行った。

と既に満席に近く、スタッフから「端から入って行ってポツポツ空いてるとこに座ってください。。。」 へーすごいじゃんおっちゃん。

何十周年だかの記念公演だそうで、弟子筋から関係筋からが勢揃い、出演者が恐ろしく多い。。おっちゃんは一応そこの一番上なのでなんだか偉そうに舞台に立っている。

改めて会場を見渡すと、
会場席のど真ん中の 二列だけは白いカバーが背もたれに掛かっている席群が、いわゆるVIP席ね。
まだ空いているようだがー、、
まっ自分には関係ないわけだが、、でも目を皿にしてよく見てみる。
すると おっ 知り合いがいる ! (笑) この間おっちゃんと一緒に飲んだ御人だ。

根が卑しいので
揉み手をしながらVIP席の御人に近づき、へへへッと愛想笑いをすると隣に座られてくれた。(笑)  いやーラツキーラッキー

で眠気と闘いながら会は進んでいったわけだが、最後の方になって来てから、
VIP席周りの人たちがなにやらそわそわしている。そのうち一人二人と席を立ってどこかに消えていく。。

公演中なのに、、どったの? 
と御人に聞くと、舞台上で花束贈呈式をやるのだが、まだ呼ばれない、そろそろでは?という話との事。ああッテープカットとか花束贈呈とか、なんか皆さん大変ですなーというと、「君は行くんじゃないの?」と恩人。 なッ訳ないでしょ。ささっ早く行っといたほうが良いですよー。すっかり自分ばかりになったVIP席で 舞台を見ていた。
そのうち成程 花束贈呈式が始まった。司会が名前を高らかに呼び上げる。〇〇宮家! 〇〇大臣!、、ああ成程そんなもんだねーー。
弟子筋総出の舞台上でそれぞれに花束を受けとるおっちゃん。

花束贈呈の司会をまだまだ続く、あつやっぱりさっきのVIPの人たちも名前よばれてらーー。よかったねー間に合って段取り悪いなー。。と思った次の瞬間 自分の耳を疑った。 
 〇〇様(自分の本名)どうぞよろしくお願いいたします。

?????なぜっ?
どうぞよろしくったって、、俺席座ってるし、、えっえっ??と見渡すと、係の人間がすっ飛んでくるのが見えた。こちらへっ!と手を引っ張られて楽屋口まで走らされる。

????の状態のまま お弟子筋に深々と頭を下げられながら、恭しく花束を舞台袖裏で渡され、舞台に押し出される。 なんとなく客席に一礼、なぜか拍手を受ける。
舞台反対端のおっちゃんまで 歩いていって、花束を渡し、固く握手。おめでとうございますっ!と言ったと思う。なんだかよく覚えてないがそのまま舞台袖に戻ってきた。
何人ものお弟子筋から段取りについての詫びを受けながら、再びVIP席に戻ってきたのだった。。。

いやーーーー良かったーー。自分 来る直前まで車いじってたんで、そのままジーパンでこようと思ったんだよね。なんとなく思い直してスーツで来ていて、本当に良かったっと思った日であった。
(あの後知り合いから、この間飲んだくれた時に、お前に花束贈呈頼むからなーーっておっちゃんが叫んでて、君も ドンとこーい! とか言ってたろ、、と言われたのだった。。。。)