ここの前菜が旨いなーと思っている。
大体が食い物屋は、知り合いから店主を紹介されていくパターンが多いので、ぐるなびとかのランキングと合っていない事が多い。大体が意外と高くない(低くも無いけど、、、)て感じか。
またぐるなびで上位のランキングでも、ナンダコレって感じのとこもあると思う。(自分がたまたまこの間行った店は まさにそうだった。大したことないなーと思って後で見たら ランキングがエライ事になっている店だった。)
でも それって、考えてみれば当たり前で、万人の評価が高い店ってのは、逆に言えば平均的な評価が高いだけっ(凡庸)て事で、
絶対的な味の優劣は無い(味の優劣は ある程度以上から先は、各人の好みでしかない、数字の評価は出来ない)と考える自分としては、
まあそれはそうかーーと
思う根拠になっている。
また、一見さん(表現が悪いが)と 懇意の筋やその紹介客の、サービスや内容が同じになる事も無いだろう(というか無い)事も考えると、さらにそんなもんかーとも思う。
ネットの普及で
自分も含め、一億総グルメ評論家になっている昨今は、
志しのある職人は逆に、自分の舌で美味しいと通ってくるのではなく、グルメ気取りでふわふわと他の店に浮気する客を嫌っているような感じを受ける。 (評価が高いというだけで盲目的にやって来る客も同様だ)
これって食の話だけでなく、どこでも見受けられる現象かもしれない。
ネットのバーチャル情報を仕入れただけで、全て知ったかになっている客と、日々実務に向き合っている職人との間のズレっていうのは、多分相当大きくなっているのかも知れない。
追伸
10年前 こんなことを書いていたが、随分変わるもんだと苦笑い。あの当時ぐるなびとか食ランキングって今ほど 世間と密着してなかったなーーと感慨。
ただ、この「食」などの、味覚や雰囲気といった定性的な傾向が強い分野を、過度に定量的なランキング付けにしない方が良いと思っている。
各項目5段階評価で数字をつけて、その1点の違いで上下を決めて、ではその1点の差をはっきり認識できる人間なぞいない筈だし、その評価数字の付け方自体が既に定量的ではない、イメージでの採点にならざる得ないからだ。
が、一旦数字として出てしまうと今度はそれが独り歩きしてしまう。
怖いもんだと思うし、その意味のなさを一番感じているのは当の職人だとおもうのだ。