古いノーマルデスビをOHした。

デスビのシャフトを抜くべく、クランク側に刺さる部分にピンで留めているコマを取る。
デスキャップ内のポイント、それを留めている板等取り出し、シャフトのケツを叩いて抜き取る。 シャフト自身はベアリングやメタルの類は全く使っておらず、これで焼付などダイジョブなのか心配になるが、シャフトには上下にスプライン上の溝が掘っており、これでエンジン側から吸い上げたオイルをボディとシャフト内にとどまらせるような仕組みになっている、またボディとシャフト内の途中にあるオイル溜りには、 フェルトが張ってあり、これもオイルを均一にいき渡らせるのに一役買っている。
シャフトに面圧が殊更掛かるようなとこでも無いので、エンジンオイルの油膜(負荷条件はもっと高いから)のみで潤滑するような仕組みになっているようだ。まあモッテるからこれで良いのかなーー?
デスの中は、あらまあカラカラの状態。
進角部も排ガス対策で、後からガバナー上部に四角い薄板を張り付けており、これで進角を調整(主に遅角かなー?)している。

仕組みがある程度判ったので、ラスペネのようなオイルを吹きまくり、グリスなんかも盛ったりして、適当に組上げた。
思いのほかシャフトガタも無く保存状態も良かったので、これならこのまま使えそうな気がしてきた。
(ただ きちんと進角するのかは?)
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今回、新規にデジタルタイミングライトなるものを買ってしまった。進角度数から、ドエル角その他諸々判る凄い奴で、ただのフラッシュライトしか知らない自分としては、
世の中って進歩してるなーーーと感心してやまない。
それに安すぎるよこれ \一万チョットって(笑)