小学校から、リトルリーグのキャッチャーで活躍していたスポーツ万能の友人。

 

有名私立付属校に入って結構ヤンチャしていた彼は、
全てにおいて万能というか天才といったほうが良かった奴だった。 
 
高校時代から好きなゲームソフトを作り、それを会社に売りつけて数千万を稼ぎだし、
 
その金を人に貸し付けたまでは良かったが、彼のその取り立てがきつすぎて、893が出動。
 
そのまま車のトランクに拉致。
山の中で殺されそうになりながら、走行中の車のトランクから逃げ出し、
山の崖をころがり落ちたことで助かった話や(ウソみたいだかホント)、、、
 
授業中机上で足を組んで漫画を読みながら教師を罵倒。等など、
そんな素行態度で、結局高校は退学になった。
 
彼の親は
一代で年商何百億の会社を作り上げ、バブル時代に世界中の会社を買収しまくり、
そしてバブル崩壊とともに全てをなくし、かつ数十億の個人負債を負うことになった
喧嘩上等のスジ者っぽい人だったが、
 
その親に連れられ
退学の彼は、ニュージーランドの自社牧場に幽閉。
バイクで近くの町まで逃げ出したが、その町のあまりに何もない風景に 思わず
「何だここはっ!!」と叫んだという。。
 
その後
NYで学校に通いながら、幼少から続けていた音楽で道を見つけ、
プロデューサーとして楽曲提供をし始めた。
 
一方、車に熱中していて日本で峠小僧だった彼は、
帰国後 某有名私立大学に入学しつつ 
スポンサードを受けながら、某チームのセミプロドライバーとして走り続ける。
そのかたわら、
外部音楽プロデューサーとして某有名音楽プロでアレンジや編曲を担当。
 
またソフト開発会社をはじめ数社を立ち上げ携帯ソフトをいくつか当てていた。
 
ようやく落ち着くかに見えたが、彼の親の破産でいきなり数億の負債が彼に押し付けられた。
 
驚いて無効訴訟をたてるものの却下。。
それでも彼は、持ち前の負けん気と才能と馬力で数年で負債を完済。
 
20代を大学生とレーサーとプロデューサーとソフト会社経営者と、
そして身に覚えのない借金返済にあえいでいる債務者として、
結婚もして、四苦八苦しながらもなんとか乗り切っていったのだった。。。。。
 
書いてるだけで、改めて凄い奴だったなーと思う。
まだまだ 書ききれないほどのエピソードがたくさんある。
 
年下の友人だったが、数か月で身辺状況が変わっていくので
常に驚きの連続の人だった。
 
生き急がないでよ笑。
「ハッハーみんなそう言いますねーー死にませんよっ!笑」
 
数か月前にそう言っていたのに、、
 
 
「〇〇さんを兄のように慕っていて、
 
私にもよく話してくれていましたよ。。」
 
 
奥さんが
電話の向こうで自分にそう話してくれた。
 
どう思ってくれてても良かったので、
生きてさえいてくれたらなーと思う。
 
自分が好きだった、あの某場所の和食を食わせたかったなー。
 
何もしてやれなくて本当にごめんな。