長年乗っているランドナー改ポタ車を再塗装する事にした。
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当時下地オールメッキのこの車の色はクリアの青色、
その色はかなりくたびれていたので、10数年前総剥離してカンスプレーのウレタンクリアを吹き、オールメッキ仕様にして乗っていたのだった。
当時からイイガケンなクリア吹きだったが、よる年月には勝てずウレタンクリアの塗装も荒れ気味。
ただ往年のランドナーの文法通り、ナベラグ、笹巻ステイ等本来メッキで表現すると綺麗なフレームである事から、ラグ、笹巻きステイのフタ等のメッキを残した再塗装をする事に決定した。

塗装は勿論自分でやる事にする。タレ ハネ 流れは全く気にしないのでウレタンカンスプレーでシューシュー塗る事にした。
使うスプレー缶は イサム塗料のエアーウレタン。
色もそこが出している「デンバーグリーン」という、どっこの色見本を見ても判らないような名前の、まっ ようは「黒と緑の中間」のような色に決めた。

さてそうすると剥離をどうしようか??
剥離剤を使うのが一般的だが、正直面倒くさい。剥離剤は剥離後すぐに処理をしないと鉄がサビまくるイメージが有るのと、今のフレームのクロームメッキ下のサビを落としてからでないと、、、ちょっと下処理がめんどくさいなーー。

まずはメッキ下のサビを落とすのどうしようか?以前再度クリア塗装を拭いた時、厚みが薄かったせいか、その下のメッキ層からサビが出てきていたのだった。
それを取るには、、「オイルとスチールウールの組合せ」。まっまずはこれでしょうな。
(オイルを含ませたスチールウールでクロムメッキ層を磨くと、傷がつかずにサビだけが引っかかるように良く落ちんだこれが。)
と思って、「おっ もしや?」と思い至る。でもーーーそんな上手くいくかな??

早速「ボンスター」を求めスーパーに行き、タヌキ印のソレを手に入れてきた、
(タヌキじゃなくてアラグイマだそうな。でもナゼ「ボンスター」かは不明)

オイルもエンジンオイルとか嫌なので(合成油しかも添加物だらけなので、、)転がっていた食用オリーブオイルを使う。
という事で、早速フレームを油を含ませたボンスターでコシコシしてみた。
1,000番程度の紙やすりのような引っかかりを感じながらフレームをコシコシ。
ちょっとやってるとツルっとした感触が手に伝わる。しかもフレームについたオイルがちょっと白っぽくなっている。
「おおっやっぱりっ!」
オイルのついたフレームを拭いてみると、ウレタン塗装もすっかりと取れて下のクロームメッキがピカピカと光っていたのだった。

オイルがメッキとスチールウールの間で潤滑し、スチールウールより硬いメッキには傷がつかないが、
それより柔らかいサビは綺麗に落ちる。
ってのがこの作業の種明かしなのだが、
それと同様に、スチールウールよりはるかに柔らかいウレタン塗装はスチールウールが、サビ同様に強力に削り落す。って理屈だった訳で、思った通りの結果が出た時はやっぱりうれしいやね。

正に、「サビ」は落ちるし、塗装も剥がせるし、尚且つ作業を途中でやめても油分でメッキはサビない。という一挙三得状態だった。

作業を途中で投げ出すような事がしょっちゅうの自分にとってはこれは非常に有りがたい方法だったのだった。

余談だがボンスターは何十年ぶりで買ったような気がする。またつい最近ピカールを買い求め、その磨きと光り具合の素晴らしさに再感動していて、「古からあって未だに良いものってあるなーー」と感心していた。