松本清張をはじめて読んだのは、カッパノベルス新書版でまだ小学生の頃だったか??
親父が放り出していた奴を読んだはずで、確か「ゼロの焦点」だったと思う。
それから随分読み散らかした気がするが、あまり記憶に残っていない。
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大衆小説か 推理小説か際どい所をいく松本清張だか、その突き放した感のある人物描写が好きだ。
冷たいわけでもない、でも主人公が作者都合で幸せになるわけでもない。
 物語の中での事実はそうだから、そうなっちゃうのは仕方ないよねーー。
と納得させられてしまう結末。
ペシミストでもないがオプチミニストでもない。その辺が最近の作家によくある、何かしら巻末で登場人物に落ちがつく(大団円になるとか、、)のとは違う感じで好きなところだ。

この作者原作の古い東宝映画、「黒い画集ある遭難」ってのを観た。
ああそうだーー。自分が松本清張好きなのはこのあたりのニヒルデ鋭い観察眼があるところだよなー、と本編とは全く関係なく思い出した。

山崎豊子と有吉佐和子を比べると、骨太で鋭く人物を書ききる有吉
ドラマっぽく盛り上げる山崎って印象がある。 やっぱり有吉佐和子のほうが好みだ。

随分とこの手の小説とは縁が遠くなっているのでまた読み直してみようか?
とぼんやり思っている。