関西にいる連中が相当心配して連絡してくる。
彼等からすると、東北と関東は同じく被災している感じのようだ。
電話等の連絡が取りづらい事もそれに拍車をかけているらしい。

今も携帯は確実につながるとは言いづらい。これはドコモがわざと回線を絞って、必要以外の通話を制限しシステムがパンクするのを防いでいるんだろう。
なんどかかけ直す、送り直すをすると繋がる。

情報が有るようで、マスコミからの東京の情報は少なく、なかなか東京自身がどうなっているのか良く判らない。

そんなときに、誰かが送られてきたメールをこっちに転送してきた。

「千葉の市川で爆発した石油精製工場が有毒ガスを出している、雨が降ったら絶対に濡れてはいけない。袖も長い物を来て外気に触れない事。」

見た瞬間「あっ」と思う。これデマだ。 
書き方がどうも扇情的。関係者の情報を装い、そのくせ出どころの真偽は不明。そして親切な忠告という形式だったからだ。(そして虚実ないまぜ)
しかしながら、半日もするとほかの人からも同様の情報が回ってくる。
人間、お互いに利害関係の無い三人以上から同一情報を与えられると、それでその情報が真実かつ全員が言っている情報と思う心理があるので「ウソだ」と思っていても、やっぱり気になってしまう。
最終的に、ネット上の新聞発表でやっぱりデマと確認したが、

この手の「悪意の種」(デマ)を、「善意の第三者」(デマを聞いた人々)がせっせと他人に拡販するのを今回目の当たりにした。
どいつが何のつもりでこんなものを出すのか、この手の話は性質が悪いなーと思うと共に、
検証を経ない市井のネット情報が氾濫しているために、真相はガセの中になっているような気がするのだった。