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ある地方都市で手広く御商売をされている人とひょんなことから知り合い、会社の記念行事に是非来て下さいと言うことで、なぜだがお招きいただいた。

なんだかやたら誘っていただくので悪い気もし、趣旨が良く判ってなかったが そこらへんなら遠くもないし、まっ一泊二日の気分転換、費用も大してかからんだろっと気軽に行くことにした。

良く聞く名前のリゾートホテルチェーンに宿を予約してもらい前泊した。
日帰りしなかったのは、前日の夜個人の別荘で内輪のパーティがあるからそれにも出ていいよ、って事だったからだ。

ここのホテルは広い敷地に単独のコテージと平屋のホテル&施設が併設、木立や芝生がごくごく感じの良い所だ。


チェックイン時、クレジットカードを出したら「いえ結構です」と言われた所からイヤな予感がした。

平屋のホテルの奥の奥の方に案内されるにつれ、だんだんそれが確信に変わる。
どうぞ、と案内された部屋は「ああやっぱり」このホテルのなんとかスイートとかいう1番高い部屋だった。

ということは、ここの支払いは当然先方持ちだろう。
なんだかチェーンホテルと言いながらも、一泊10万近くは取られるような事が、失敬したチラシには書いてある。

困ったな。そんなつもりじゃ無かった。確かに少しは安くなるかとは思っていたがー。
一応フロントには、こちらで払うつもりなんですがーーと恐る恐る伝えると

「ええーーそれは ちょっとー、○○様会社付でご請求になっておりますし、私どももーー、、、、」まっ得意先が顔を潰されたって事で怒るから、それは困るわな。

なんでそんなに自分が困るかって言うと、まっこれはただの信条の問題で、
相手から知らず知らずに恩を売られたく無いって事だけだ。

ただ今回の場合はそうじゃ無い様な気もするし、その後何度か関係者に、「こっち払いで」と申し出たが頑として受け付けなかったのでもういいやって事にした

その夜、その人の別荘に行く。
「とにかくあばら家で申し訳ありません。ただ場所は良い所にあるので、、、」
と送迎の車の中で何度も詫びられたが、行って見ればハイハイやっぱり凄い別荘でした。

確かに古い建物だが、きちんと手入れして人が管理しているので全くやれた感じは無い。
着いたその時は、そこの会長も挨拶に来てたとかで、運転手が通り雨の中、別荘前に停めた車の前に直立不動して立っている。

「まっ今日は手軽なバーベキューですから、お気楽に。」
そう言われてきていたし、参加者は皆和気あいあいとしていて雰囲気も良く
別荘の庭で木立に囲まれ、青い空を眺めながら焼くバーベキューがまずいわきゃ無いし

とてもとても良いのだが、

しかし出てくる牛肉も凄かった。
霜降り具合といい、色といい厚さといいその上等な事。
これ東京で食ったら1枚いくら取られんだ?と思うようなステーキ肉の山。
あのーー、大体肉ごときが全部「桐の箱」に入ってるんですが、この肉一体どこのなんですか???

来ていた人もみんな立派な肩書の人で、ああこりゃ自分関係無いな大体お気楽になれないや、と早々と見切りをつけ、ひたすら飲んで食って途中眠いと言って勝手に寝て、また起きて飲む自分なのだった。純粋に美味かった。


「素封家って、当たり前にいるもんなんだなー、ドラマかマンガでしか見た事無かったよーー。」
としか言えない自分に哀しいものは感ずるのだがーー。

追伸
「素封家」(金持ち)って 文字では見てたけど自分では初めて使ったな。