
明治の時代からの鉱泉宿でまわりはなんも無い山の中。静かでとにかく落ち着く。
でここはとにかく食事が美味しい。出てくる料理は地の物中心で山家会席といわれるものらしいが
味付けが素朴なくせにキチンとしている。味が濃いとかではなくて洗練されている。
出てくる付けあわせ一つ一つが作り置きをラップを外して出てくる感じでなく、イチイチ美味しい。
最後の炊き込みご飯が 季節で豆、生姜、マツタケ等と変わるが、そこに行き着くまでの量が多いので
出てきた時、ホントに食えるのかと思うが、やはり美味しいのでつい食べてしまう。
この食事だけでも東京で店を出せば、セットで一万程度はとってもバチは当たらんのではないだろうか?
(少なくとも東京のコジャレタ店で、高い金を出して大して美味くないという現実にさらされ気味な自分としてはそう思う。)
部屋も広々としてて清潔感があるし、決して古民家という訳ではないが昔からの太い梁や黒光りする木の床など周りの景色と建物がマッチしていて違和感が無く落ち着く。
鉱泉も湯船はさして大きくないが数年前まで「秘湯を守る会」の会員だったことも有りとても雰囲気が良い。
と まあベタボメの状態だ。
箱根でも 一泊数万以上出せばこのような場所はあると思うが、ここは一泊二食で最低14000円程度からあるのだからとにかくコストパフォーマンスが良い。
来ている常連さんと話をすると皆同じような事を言うので多分それで間違いないだろう。
このような遊興事はひとえに人それぞれ好き好きなので感想を強制はしないがとにかく気に入っている。
後は、あまり有名になりすぎずこのパフォーマンスを保ったまま永く続いて欲しいと願うばかりだ。
今の女将さんの後継である娘さん達が引き継ぐ後数年後ぐらいがターニングポイントになるのだろうか?