
熊本の黒川温泉にまた行って来た。
村そのものを「山里の温泉」としてパッケージングして売り込んだのか奏効して、今では九州では湯布院についで有名な温泉地かもしれない。(年間120万人来るそうだ)
ここの村に入った途端、多種多様な雑木が綺麗に生い茂り、木を焚くほのかな匂いが漂い静かで、近くを流れる川の音と鳥のさえずりだけが聞こえる。
平日に行けば本当にそんな所だこの場所は。
30年前までは完全に温泉ブームに乗り遅れた、当時ちょっと舵取りを間違えていたら地図から消えていたかもしれない過疎の村だった、と今では誰が想像するだろうか?
この状態にまで持ってきた温泉地の人たちの努力にはホント感動する。
(この地の人気を当て込んで周辺に別荘地とかが在るがそこを通ると、そこの林が全体になんか荒れてるなー、とよく感じる。結局雑木林の手入れがキチンと出来ていないからのようで、人の手が入っていない自然は、やはり人には荒れて寂しく感ずるもののようだと実感した。)
それと、当時 村全体が沈んでいくからこそ、お互い手を携える事が出来たゆえの今の成功なので、
どこかの宿がコンセプトを破り始めると、収拾がつかない惨い事になる筈だ、
それは何とか避けてほしいなーーと思っております。
(「優彩」とか随分大きな宿屋が出来ているようなんでだんだん心配してますが、、)
童話とは違い
現実は"めでたしめでたし"で永遠が保障されるわけではない。
そんなちよっとほろ苦い思いにかられた一瞬だった。