
芦ノ湖湖畔とは言え、その奥にあるここのレストラン(さくら)は、時間を外せば静かに食えるので好きだ。
食事の内容は特に普通で、目新しいものは無い。また建物も施設もよく見れば、みんな老朽化していて
ところどころバブル時代の名残りのようなうらぶれた施設を見ると、古いなーと思うものの まっいやな感じではない。
ここのスタッフは、「昔は、田舎でワルしてましたー」って感じのとっぽいお兄ちゃんが多い。
ただ、田舎の元ワルって感じのお兄ちゃん達なので、今現在は逆に、人懐っこい、かわいらしい感じがする。
もしかしたらこれが売りなんかなと思う時もある(それは違うな)。
で、ここの更に奥に、箱根の観光客からちょっと隔絶された感じで、神山コテージ、ロッジエリアがある。
ここのオープンは89年頃(まさにバブルの絶頂期)、近年まで、アッパーな層をターゲットにしていて
宿泊価格も高く、またそのエリアへのアプローチも ボートで専用船着場に行くか(五分程度)、敷地内の専用送迎バスで行くしか無い、周りを自然に囲まれたちょっと別天地な隔絶した雰囲気を醸し出していた。
グランドプリンス(プリンスの中でも上等な)って位置づけだったようだ。
が
多分、施設の老朽化と 数年前の西武の再建計画で方針を変えたんだろう、ここ数年は、価格も安く手軽な高級感って感じで、
自分のようなシモジモの者にも泊まれるようになっている。
というわけで、泊まりに行ってきてみた訳だ。
コテージ(一棟)かロッジ(ホテル部屋)か考えたが、やっぱはじめは コテージでしょう。でコテージに宿泊した。
広大な敷地内に入ると、目の前に広い緑の芝生が広がり、端のほうに バブリーな概観のレストラン(まだまだカッコいい)と併設している10数棟ロッジ。芝生の向こうは何十棟かの コテージが、緩い斜面のこれまた芝生と共に点在している。
周りは 連なる山か、湖に囲まれていてとても静か。
これ、設計そのままの姿だったら、きっとスンバラシク素敵だったんだろう。今でも遠めに見ればすばらしいと思う。
が、
低コストで行かなきゃいけない今となっては、
近寄ると、芝生は結構ボーボーだし、コテージも古い神社みたいに外装の木がやれている。またカッコイイハズのレストランも、今となっては細かい粗が目立って、時代の古さを感じさせる。
この施設の古びた感じってのは、大体ここの会社のお家芸のような気がするが
「プリンス」そのものが、ハリボテな感じが付きまとうホテルなんでよけいそんな感じが出てしまうのだろうか?。
泊まったコテージは、それでもフロ洗面所とかには手を入れていて良い感じなものの、
雨戸や備品に長年のシミや、汚れを感じ、時代と低コストの哀れさを感じさせる。
が手軽に一泊出来て、雰囲気が楽しめるという意味では結構気に入っている。
元々可も無く不可も無いプリンスの食事が、ちょっと高いのには閉口するが、それも何か考えようはあるだろう。
カジュアルに楽しむんだったらこれは有りだよなー。
二流な感じを二流に楽しむってのがいいんだと思う。
(使ってる人間は三流だが、、、)
2010 8 追記
※ などと去年書いていたが、今年から諸般の事情から宿泊休止との事、、
なんだーーまた行こうと思っていたのに残念。
夏だけど採算取りづらいんだろうな。ここ数年は料金も安かったし、、、
リニューアルして通年営業にするか、また高額な宿泊料金に戻すか、
はたまたそのまま辞めてしまうかどうすんのかな??