
これはコンピューターが 大型電算機であるのが当たり前の時代から PCの時代になるまでの30年間ぐらいのハードウェアの写真集だ。
当初「電子頭脳」とも呼ばれた これらのコンピューターは、当時の科学者や技術者がその英知を結集して、というか絶え間ない忍耐と高度な職人技で、0,1の信号を受け渡すデジタルデバイスを作り上げていった事が良く見てとれる。(でも今となっては とてつもなく拙い)
世界一高い椅子と言われた、スーパーコンピュータのクレイだって、この写真のコンピュータだって
なんで形が 円筒形よっ? と言われたら、確か基板間の配線を出来るだけ短くしたい(計算速度に関わる)からだったと思ったし、デジタルの信号を受け渡す、電線一本一本を手作業で何万、何十万と複雑なロジックで繋いで作り上げていった当時のコンピュータ(でも今どきの電気釜よりアタマ悪いかも)とか、このころのコンピューターを作っていた人たちの「夢とロマン」というより、怨念のような執念と、誰よりも先に進みたいっていう欲望のような人間臭さがこの写真から良く分かる。(「やっちゃいましたっ!」 て言うのかな)
ただ
時計にしろ、車にしろ、カメラにしろ、何にしろ
ガチャポンと、手慣れて製品が作れない時代に作られたモノは、たとえその性能が現代では取るに足らなくとしても、なんか捨てがたい。
認めたくないけど、そういうのは、もう「モノ」ではなく、「作品」なのかもしれない。
(この言い方嫌いなんだよね 自分の事「アーチスト」とか自称する 芸人とか歌手とかみたいで、、、)