
それは やくざなレース屋親父に騙され、三重県鈴鹿サーキットまでレースカー運送、メカニック手伝いとして連れ去られた時の話だ。
http://blogs.yahoo.co.jp/nado1298/30769805.html
彼は飛ぶ鳥を落とす勢いの現役バリバリ レースドライバー。
そしてもう一人、セカンドドライバーとして、ドライバーの彼の友人というのもやってきた。
その友人というのは、まったくの無名ドライバー。当然今回たいして大きいレースでも無いことからほとんど雀の涙のような金額で連れてきた筈だ。
レース屋親父も、彼にはあまり期待していない気がアリアリ。(まっ当り前のはなしだが、、)
が、プラクティスが始まってから、交互にタイムアタックをかける彼らの走りをみて驚いた。
その無名のドライバーの早いこと早いこと。
ぶっちぎりで コースレコードを更新していく。。。。。なんなんだアイツはーーー。
その日 初日のプラクティスが終了し、明日の本戦を前に夜、皆で軽く飲んでいた時の事だ。
「あいつはね 早いんだよ。俺よりもね」そうほろ酔い加減の現役レースドライバー氏が言う。へー そんなことあるんですねー。。
「でもね、この世界それだけじゃ、だめなんだよね。狭い世界だから、、、」
どうも、レース業界のシキタリって奴をきちんとこなせないと、この業界は難しいということだった。
「俺は今年 ○○に乗れるけど、あいつ結局今年も乗れないからなー。。」
結局最後は人の運だと その人は言いたそうだったが、この世界 実力があるだけじゃだめなんだなー
と妙に感心したのを覚えている。
ただ、えらいペースでコースラップしていく無名のその人と、若干落ちるタイムでコースを回るF3000ドライバー
結局 世界でなかなか通用しない日本のレース業界の実態を見たような気がしたのだった。