

リヤのサスペンションのスフィアは 05年に交換して二万キロ程度しか走っていない。
が、、どうも 乗り心地に関して、後ろの席の評判が 前の席ほど良くない。
乗り比べた奴が皆、後ろの方がゴツゴツするという事で、ついでだからリヤスフィアも交換することにした。
修理工場に車を運びリフトで上げる。上がっていく車をぼんやり見ていたがーーーー
「んっ ?? 、、、、 !!社長っ! 右後ろからLHMオイルがだだ漏れしてるっ!」
あろうことか今まで見たこともないくらいオイルがバシャバシャと 右リヤのサス付近から漏れている。
あまりに普通に漏れてきていたので、一瞬 「交換 作業中だからかな??」と思ったくらいだが
リフトアップしただけ、まだ何も始ってない からそんなわきゃない。
その間も、LHMオイルは 結構な量がしたたっていた。
これを見た社長「ああっ 車高を一番下げるモードにしたんで、リターンホースに負担がかかって3ウェィジョイントあたりが裂けたなこりゃ」と即断。
エグザンティアの車高切り替えレバーを一番下げた状態にすると、各四輪のサスに入っているLHMオイルがリターンホースを通ってエンジンルームのオイルタンクに戻っていく。
それにつれてサスが縮まり車高が下がる訳ですが、その細いリターンホース(半透明のエンプラ製?)を各所でつないでいる樹脂製のジョイント(ユニオンとも言う 要は三又や二又のホースジョイント 写真の青い部品)が劣化してて、負荷が掛った事で割れるらしい。
(昔 CXに乗ってた友達もこのリターンホースのユニオンの劣化で苦労していた。リターン側は高圧はかかってないので、一気に噴き出して走行不可にはならないが、いたるところのユニオンがイカレテいるので、一か所直してもどこかでまたチロチロ漏れ始めるのだそうだ。オイルを継ぎ足し継ぎ足しで走れば問題ないので、「これは諦めるのが一番」 とそいつは言っていた。)
実は、今まで路上や自分ちで何度も車高を上げたり下げたりしていたので、今回修理工場で、正にリヤサスの修理作業付近から、偶然にもこのトラブルが出たことに感謝した。
「ふー ほんと出先とかでなくて良かった。」
「このジョイントの交換って、手が入りづらくてめんどいなー。もともと定期的に交換するような場所や整備性を考えてないだよなーコレっ」
そういいながら、器用に車の下回りに手を突っ込み、割れた3ウェィユニオンを取り外した社長は
また、悪態をつきながら、器用に新品のユニオンをはめていった。
-----30分後---
エグザンティアで 家路に急ぐ自分に、携帯電話が鳴った。
あっ社長だ。電話に出る。
「あっ おれおれ。あのさー すぐさ その車で戻って来いよっ!」えっなんで?
「さっきお前の車が出て行った後、床をみたら左後ろのところから結構オイルが漏れた跡があった」
ようは 最初は右後ろの漏れだったのを修理した。自分の車が出て行った後 工場の「床」をチェックしたら右だけでなく、左からも漏れた跡が床に残っていた。
右の3ウェイユニオンを交換するのにリターンホースを引っ張ったりするんで、ついでに左側にある3ウェイユニオンも割れちまった可能性があるって事だった。
ふーんそうなのか。念のため工場に車を持っていくと。
ハイ正解。見事に左側も割れていたそうだ。
無事に二つの3ウェイユニオンを交換して、めでたしめでたしなんだが。
やっぱすごいな社長は、トラブルの分析推理と対処法がぴったり合っている。
ちょっと古いかトラブルメーカーの車を所有するのは、
いい修理屋が必要だとまた痛感したのでありました。