
イワユル「BMW専門ショップ」なんてとこに行って見たりなんかしている。
今まで自分が出入りしていた車関係の業者は、
みなガソリンとオイルの匂いが染みついた、店というよりは工場という風情のとこばかりで、
そこの親父も大体ぶっきらぼーで言葉すくな、親しくなるとどこまでも面倒を見てくれるが、そこに至るまでは近寄りがたい。
というとこが多かった。
洒落た店舗の外車中古屋なんかも過去に出入りしたことはあるが、
ここの連中は大体は、「程度抜群、アフター万全!」が、その実は並の程度の中古車を、大した保障もなく怪しい売り文句と共に売り付けるような、いわゆる「輩」な業者しか知らんかった。
(「お客様は目が高い、この車は芸能関係者の方々によく乗って頂いてるだの、車を良く分かったお客様が選ぶ車だの、、、、」)
なのでそういう目でしか物を見れない自分にとっては、
この「専門ショップ」って奴は、足を踏み入れてみても相当胡散臭いと思ってしまう。
ただ、ここに来ている人達を見れば、結構常連と言われる人たちや家族連れがいて、みなそれなりに満足しているのだから、ケチを付ける自分がアナクロなんだろうと自覚はしている。
車は、自分を飾るためのファッションの一つだし、金銭に余裕のある人たちが、その範囲で喜んで車にお金をかけているのだから、見ようではよっぽど健全なあり方なんだろう。
安い外車を探してきて、当り前のようにシャコタンだの直管だのエンジンのボアアップだの。そんな事をする方が、今の世の中に対して不健全だ。特にいまの車は、そんなことを簡単にさせてもらえるほど単純な仕組みでもなくなっているのも解る。
車に求めるものが違ってるんだなー。
自分で車を購入するようになってから良いとこ90年代初頭、設計は70年代なんて車しか乗ってなかった身としては、隔世の感を強く感じる。
今の車のメカニックは、ディーラーでさえテスター片手に機械の指示のまま、エンジン部品のアッシー交換するだけのパーツ交換屋、
と悪いけど思っている自分にとって、
その延長線上で、見た目中心のホイールのインチアップ/サス/マフラー交換/ドレスアップ、なんて事だけを行っている(ように見える)パーツ交換屋もどきの、この手のショップというのは、オーナーと時代の要求なんだなーとも思う。
自分が出入りしている車屋の、言いようによっては排他的で、立ち寄る人間にとってはとても居心地が悪い店づくりは、絶対いいわけないもんなー(商売としては)
しかし、、、でも、
やはり自分はそんな世界が好きだ。
アナクロで排他的で、薄汚れているかも知れないが、
他の車屋で匙を投げた車が、短期間で見事に直ったり、
ディーラーに何十万と言われ持ち込まれた修理車が、数万で完調になっている現実を知っている者としては、
なんとかこの世界が続いてくれないかーと願っている。