一日たっても相変わらずエンジンが掛からんので、プラグを外す。
「ん??」
全くプラグがかぶっていない。むしろ焼けすぎで白いくらい。
プラグの穴からもガソリンの臭いがしないし、、
やな感じ。
とりあえず、イグニッションコイル一式も借りてた、GTターボ用に換えて見る。
火花が弱くて掛かり悪かったのならこれで強くなんだろ。
「キュキュキュキューーー、、、、」
ヤッパかからん。
困った。どうも燃料ポンプかキャブが調子悪いらしい。
しょうがないので、今期三度目ぐらいのJAFを呼ぶ。
(ほんと元とってんなー)
修理屋社長のところに運んで、様子を見る。
火花は正常。
燃料もタップリタンク内にある。
燃料タンク内の吸い込み口も正常(サンクの場合ここが取れてタンクの中に落ちてしまい、燃料を吸わなくなる事があるらしい。ホントかよっ)
やっぱりどうも燃料ポンプ(カムシャフト付近にある機械式の奴)があまり燃料を吐き出していないよう。セルで無理やりエンジンを回しても、ポンプからガソリンが出てこない。
でも、何回か燃料ホース周りを抜いたり差したり、セルを回したりしていたら。
あら不思議、いつの間にかポンプが普通に動いている事に気がついた。
燃料がキャブに来てるならー、、
とりあえず、エアクリを外したむき出しのキャブに直接ガソリンを振り掛けて
エンジンを掛けてみる。
(キャンプファイヤーの着火剤の要領ですな)
「キュキュキュッ ブルルンーー」
おっ掛かった、がすぐにストール。しかしもう一度 キャブにガソリンを入れてかけると今度は普通にエンジンが回り続ける。
なん何事もないように普通に止まり、また掛かる。
うーん、、ダイジョブそうだからとりあえず乗って帰ろーかな。
修理屋社長はスプレー式のカンを自分に渡しながら
「また止まったら、このブレーキクリーナでもかけてまたエンジン掛けろっ!!」
(あー ムカーシ寒冷地用の初爆剤として、キャブに吹くスプレー式のジェット燃料みたいなのがあったなー。 なつかしー)
で、そのまま乗って帰ったんだが、途中なんかエンジンがストール気味になる。
アイドリングがひくくそのままエンジンが自然死するように止まる。
がエンジンをふかすと別に復活してしまう。
「うーん。やっば預けよ。機械式の燃料ポンプなんて壊れんだなー」
十数キロ走ったとこでUターンして引き返し 社長に車を預けて家に帰ってきた。
社長「よく壊れんなコレ、こんな簡単な仕組みなのに」
同感です。
機械式ポンプが壊れてるなら丁度いいので、今度電動ポンプに換えたいんだよなー。
社長「とりあえずよっ モンテカルロのポンプ(ミツバの電動ポンプ)を外して、付けて帰っか?」
いやっそこまでは、、、、