
「どうしてました?最近連絡なかったですねー」
というこちらの問いに
「いやー 会社を乗っ取られそうになりまして、大変でした。。」と穏やかでない話。
詳しく話しを聞いてみると
その会社(○○デザイン事務所)の企画物に「いたく感動したっ!」と言って
突然五十絡みのやり手のビジネスマンが乗り込んできたそうな。
(あくまで一個人として尋ねてきた)
話しを聞くとやたらに業界に詳しく、業界の有名人なんかを「○○さんねっああっーあの人はねー実は、、」なんて詳しく話し始める。
二回三回と会ってるうちに、その人の人脈や自分の会社に対しての将来構想を言葉巧みにプレゼンされ、すっかり魅せられてしまった社長は、
「まあ顧問としてならー」
なーんて、軽い気持ちで顧問契約をしたらしい。
で、社業を発展させていく為には対外的にも理論武装しないと、、なんてどっかの弁護士を勝手に引っ張ってきたところあたりから そいつらの本性がばれた。
外にドンドン出て行っては、勝手にクライアントに 「○○デザイン事務所の新社長です。」
と自分をアピールし始めた。
また、会社の発展の為には「こうするべき、今の社長じゃダメっ」
と 社内の浮ついた社員の囲い込みを始め、
引っ張ってきた弁護士とグルになって、「株式をよこせ」だの、「役員にしろ」だの
あの手この手でその社長に揺さぶりをかけ始めた。
ついには今の社長が「会社を私物化している」
と、裁判所に提訴までされてしまったそうなー。
そこで、ふと疑問。 あのーその話ってどのくらい前からのーー、、、(ここ1年とか?)
「それがたった4ヶ月前ぐらい前からの話なんですっ」
って「ええっ!!そんな最近からなのっ!!」
で
結局、相手は裁判に訴えて揺さぶりをかけようとしたが、
その気に及んで、社長が外部の弁護士を雇って本気の姿勢を見せ始めた頃から
手のひらを返すように、急速に相手はトーンダウン。
途中
和解勧告や公判なんて話が本格化する前に、そうそうに逃げ出してしまったらしい。
という事で、嵐のように来て嵐の如く去っていった彼らなんだそうだが、
後に残った社長はえらい災難。
「(取り込まれた)社員数名は、結局やめてもらうしか無かったし。
社外的にも迷惑かけてお詫びの行脚。
幾つかのクライアントからはゴタゴタのせいで契約を切られるし。
あいつら勝手にタッカイ店でミーティングと称して飲み食いして、代金こっちに付けてくるし、、
もう踏んだり蹴ったりでしたよっ」
詐欺みたいなもんで、、、社会勉強でしたね。とは言えないくらい可哀想だった。
でもーー
そのたった数ヶ月で会社が傾いてしまうってのもどうなんかなーーー
と、ホントに申し訳ないが心の片隅では思っている自分がいる。