
概観同様ぼろい事務所に、自分用にと古い事務机。
一応机の上はかたしてあり、そこにポツンと電話が一台置いてあった。
座面の切れている事務椅子は、足もバカになってるらしくグーラグラ。
まあ何もかも古いなーって感じ。まっ座れリャいいや
会社から送られてきた自分のダンボールが横に積んである。
とりあえず椅子に座り、目の前の電話が生きている事を確認。
ダンボールからローロデックス(大量名刺入れ)を取り出す。
手帳を出して、、
よし準備完了!
営業ってのはこれで商売始められるから早いよね。
事務の子に挨拶をして茶を入れてもらい飲む。
所長はまだ(来ていない)らしい。
「この事務所かなり気に入った。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから一年半、売上/粗利増の為に徹底的にいろいろとやった。
現場ののんびり加減に腹立つ事もあったし、出向先のいい歳の上司を叱り飛ばしてた事もある。
出来ないアシスタントが流す流言飛語に頭に来て、会社全体のミーティングで完膚なきまで吊るし上げたりとか、後から考えるとかなりケンカしまくっていたような気もするがー、まあ当初目的は結果も含め遂げたんではないか思う。
一年後、本社から帰って来いといわれた時は、
そこの所長に行きたくないと泣き付いて、勝手に半年間ほど、本社に帰るのを引き伸ばしていた。
「まあ、行きたくねーなら(本社に)行かなくていいんじゃねーかぁ? ここいろよーずっとー」
まっ鷹揚な所長だったなー。
既にその時は、所長代理と勝手に名乗ってあちこち顔出していたしー
そんな勝手を許して仕事をさせてくれた所長に感謝している。
この頃から自分のサラリーマンとしての歯車が、人と違うほうに激しく回り始めた気がする。
そういう意味でも感謝しているのだ。