

万年筆なんて生活で使ってるやつぁはもういねーよなー。
(自分は仕事の関係で毛筆 !で礼状を受け取る事が多いが、これは異常に例外な方だと思う、、、、)
最近スケジュール管理をパソコンから、システム手帳にて再開したが、
これも書くのはシャーペンかボールペンを使ってる
(ロットリングの四色ボールみたいな奴 フォーインワンって言うらしい)
万年筆を使いたいのだが、ちょっと手帳が小さく、また書き直しが難しいので
中々使う事が出来ない。
ただ、たまにインクを入れて書いてみるともうホントにスーラスラと
えらく気持ちよく書けるし(なんか余った紙を探し出して文章かいてるぞっ!)、
稀代の悪筆の自分の文字が結構サマになって見えるので、なんとか使えないもんかと熟慮中だ。
が、この万年筆は買った当初は、非常に書きづらく使っていても気持ちよくは無かった。
数年前にこの万年筆 パーカーのソネットを
「長原先生 万年筆クリニック」という所で調整してもらった。
これは、元セーラー万年筆の腕利き職人だった長原氏という方が親子で全国の
文具店(主にデパート内)に出張して、その期間「どの万年筆」でも「無料で調整」してくれるっていうとてもありがたいと奴で、既に自分も三本ぐらい調整してもらっていた。
ここで調整してもらうと、もう気持ちいいぐらい書いててペンが走る。
「字を書く」という行為に、なぜだか「自由」っていう気持ちがくっつく感じでとても良いのだ。
最初、某 有名万年筆専門店で調整しようかと持ち込んだが、
あまり良い顔をされなかったのと、まあこんなもんじゃないですかと書き味を見て店主が言うので
諦めていた。調整も確か六千円ぐらいの事いってたかな?
(この店の名誉の為言っておくと、
自分のとこで売ったもの以外の調整に消極的なのは、「しゃーない」と思ってる。
何しろ一本売ったからって、そう儲かるもんでないし、
下手に調整して後々「責任とれっ」て言われても困るもんね)
で、このデパートの催事場でたまたまやっていたクリニックに持ち込み、
長原氏から最初
「ちょっと書いてみてください」
と言われるままに試し書きをしていた自分のペンを 氏はやにわに取り上げると
「これじゃあ書けないよねー。」
と言うなり調整し始めてからものの数分間
「試してもらえますか?」
と改めて自分が試し書きをすると
おおっ 別物。
全く引っ掛かりが無くなり、かつペンの強弱と濃淡が自由に付くようになった、筆みてー。
何より書いていて「楽しいっ!」
この「楽しい」という感覚が万年筆に在って、
またこの調整でその感覚が現れたという事に、とにかく驚いた。
すごっ!!
古い製品には、こういう職人技ってのが入る込む余地が多いんで 自分はきっと好きなんだよなー。
今年はどっかでやんないんだろうか??