
彼は結構な名家の跡取りで、金持ちのボンボン。
京都を案内してもらうと 行った店のどこでも金を払ったのを見たこと無い。
いわゆるツケって奴だ。
まあ 京都の店全部ツケが利くわけ無いんで、知ってる店のみに出入りしているんだろうが、
驚いてる私に、彼は一言 「このほうが安い」
こういう店では一般客とツケの客とは料金を明らかに変えているとの事。
ツケの客は上得意、故に 支払い面でも相当のサービスがあるとの事。
確かに東京にもある彼の馴染みのホテルは そこの支配人に一言声を掛けて泊まっていくと、黙って半額料金になっていた。
(っつても、一泊普通に六万~七万払うようなホテルは俺には全く関係ないし、それが半額になったところでなー、、、)
「お金を払う客は一見も馴染み客も平等だ」という現代の感覚に慣れてしまった自分には
ちょっとした新鮮さだった。
「長くその店を贔屓にする顧客に対して、そのもてなしが物心両面(金もサービスも)有利になるのは当たり前だ。」
京都は二昔前はこんなの当たり前で、日本中どこでもそれはやっていた事。おかしな悪平等の今の方が変だ。
という彼の意見も解らんでも無いけど、、
でもなー。
その彼の言う「悪平等」のおかげで、「金」という対価を払えばそれなりのサービスを受けられる側の自分達としては、素直に "ウンソーダネ" とは言い辛いとこあるよな。
まっ貧乏人のひがみなんかな。
そいつは性格はいい奴だと思う。別にえばってる訳でも無いし。ホントにそう思ってるんだよなー。
たださ、
某有名ブランドの直営店(しかも会員制ぽい雰囲気のフロア)に行った時、そこの従業員が
「あのご案内状は?」
といった途端、
「あんただれっ? ○○が(そのブランド店の日本側の代表)来てくれ言うからきたんやけど?」
と言い放って そこの従業員の身長が20cmも低くなったかと思うと、そのまま
「申し訳ございませんっっ おっお待ち下さいませっ!!ーーー」
って仰け反って上司を呼びに行き、
その後
上のラウンジでお詫びのご招待で大盤振る舞いってーーー
そんな 事させるのはどうかと思うんだが、、、、、
(ワザとじゃないんだよなー 確かに、、、)